アーティストにも必要?売上の仕組みを解説するよ <作家限定記事>

売上とはなんでしょう?
いきなり「売上の説明をして」と言われたら、
「売上は、売上でしょ?」みたいにとっさに悩んでしまいますよね。

客数×単価×頻度=売上

利益を上げるためのテクニックとか、売上アップ方法!みたいな情報って
本屋とかネットにあふれていますが、
原則は
◯お客様を増やすこと
◯単価を上げる
◯購入頻度を増やすこと

上記の三つです。


僕が売上について書くのはアーティストにもお金についての感覚が必要だと感じたからです。
別に原価計算とか、厳密に行って作品価格を割り出すことに意味はないと思うけど、
売上とは何か、
売上を上げる方法は何かというのは最低限知っていたほうがいいのは確かでしょう。

◆なぜ、その知識が必要なのか◆
理由は、自分が作っているものが
原則のどの部分に沿っているか知るためです。

例えば、僕が個展を行うことをイメージしてみてください。
要素の1つ「お客様を増やす」に注目してみると、
作るべきは食器とか、手軽な小物が頭に浮かびます。

ただし、僕はいつもいうように
お客様を増やすより、長く付き合える関係を大切にしたいので、
「お客様を増やす」ことを実は重視していません。
つまり、要素は全てを平均的に上げていません。
作品の性質や活動の内容によって力の入れ方を考えればいいのです。

◆では、売上を2倍にしたいなら◆
数学上、売り上げを上げるためには実はお客様を増やさなくてもいいのです。
客数、単価、頻度をそれぞれたった30%アップさせれば、売上は2.2倍になります。
逆に、たくさん集客したいがために、単価を半分にすると、通常の1.5倍の集客ができたとしても、売上は25%下がります。

◆知識を実践に落とし込むとしたら◆
ビジネスの世界ではきっと当たり前のことでも、
実践的に売上の構造を分解したことはなありませんでした。
上記のように、ものをたくさん作るのはいいけど、安いものを作りすぎると、集客は伸びても結果に結びつかないことが多くあります。
僕はたまたま低価格の作品を作るのが苦手だったから、
「たくさん作れないなら、出会ったお客様を大切にしよう」と決めて
結果的に売上の原則でいうところの
◯単価を上げる
◯購入頻度を増やすこと
を自然に行っていたことになります。

このように分野によって、できることとできないことがあります。
陶芸作家と漆芸作家では作品制作の流れが違うので、
それぞれの強みや特性に合わせた活動が必要になりますよね。

僕の場合「数を作れない」という壁にぶつかりました。
悩んだ結果「数を作らない」に転回できたのは、
原則に当てはめて、自分の考えにも未来があると感じることができたからです。
つまり、弱みを強みに変化させることができたわけです。

作家なので、手元の仕事が絶対大切だけど、
広い視点でキャリアを眺めた時、自分の作らなければならないものと
作りたいものが見えてきます。
弱みと強みも見えてきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA