卒業制作中の学生さんに買ってもらいたい本「漆芸の伝統技法」

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いよいよ卒業制作展の時期が近づいてきましたね。
全国の漆専攻の学生さんは、皆頑張っていることでしょう。


漆の仕事は学校で教わったことで完結することが難しいです。
その後の人生でも勉強し続ける必要があって
実技的なこと、学問的なこと、歴史について。勉強に終わりはありません。

学校を卒業してしまったら、
当然先生はいないし、ネット上に漆芸技法が書いてあるページなんてありません。
そんな時、僕は一冊の本をススメます。

佐々木英著「漆芸の伝統技法」

この本を買ってくみてください。
漆芸専攻の人に超おすすめです、お金ないというなら僕がプレゼントするのでメールください。贈ります。
この本には技法的なことから、産地の特色、漆工史まで全てが含まれています。
僕は今だに年間何回かはこの本を開いて調べごとしています。
漆芸歴21年でもこの本は学びがあるんです。

何よりも著者の佐々木英は作家なので、
作り手の目線で技術的な内容が記されている。
実践的な漆芸制作において、これほどありがたい本はありません。


もう一冊
「日本漆工の研究」という名著もあります。
この本は沢口吾一さんの著書で、一生物の漆芸バイブルです。漆関連だと座右の一冊におすすめしています。
ただ、高い。
この本は漆芸を専門書として
内容が豊富なので間違いなく一生学びがあります。
巻末の索引はとても有用で、調べごとで何度も開いている一冊です。
相場が上がっていて、今は60000円代ですね。

相場が高めなアマゾンはおすすめできません。
ヤフオクなら2〜3万円代なので、そちらで購入してみてください。
ちなみに僕が学生だった頃の相場は35000円なので、アマゾンは順調に値上がりしています。
復刻も見込めないので、プロ志向の人はぜひ何処かのタイミングで入手してください。

上記に紹介した二冊は一生物の本です。
もちろん卒業制作中の調べごとにも最適な本です。
毎年この時期になると、この二冊はブログで紹介しています。
どうぞ作業机の隣に「漆芸の伝統技法」をおいて作業してください。

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