また不登校をすすめてみる その2

先日からの続き

小学校・中学校の学習期間は不要ではないか?
というところで締めくくりましたが、
当然、学校が好きな人は行けばいいし、そのことに対しては100パーセント肯定できるんです。
問題は、学校が嫌いな人が学校に行くということです。
特に、小学校と中学校は多くの場合
その地域に住んでるランダムな同学年が集まる仕組みなので、
学力の差や身体的特徴、性格などの個別の能力に全く最適化されていません。

実は「義務教育だから行かなければならない!!」と大人から叱られても
「それは何かおかしいのではないか?」と疑問を抱く子供もいます。
僕自身、確固たる信念を持っていたわけではないけど、
「この仕組みはなんだか違うな」というのを感じていたし
「もっと効率の良い学びはあるはずだ」と思っていました。
それに、周辺の大人ほど悲観的ではなかったのです。
学力に関しては追いつける気がしていたので。

そろそろお気づきかもしれませんが、
この記事は不登校の本人とその両親のために書いています。


不登校って両親が悲観することはないし、
本人が卑屈になる必要はありません。

むしろ、ある目的のために、必要なことをするために学校に行かないというのは良いことだと思います。
一般教養、特に中学校までの勉強なんて高校に入ってから半年くらいで追いつけるし、
苦手な時間や苦手な空間で長時間、最適化されてない勉強をするのってすごく非効率です。

それより、単に好きなことをしている方がいいのではないでしょうか。
例えば一日中ゲームしてても、それだけの集中力があると考えればいいでしょう。
そこからゲームクリエイターになるという進路もあるわけだし
漫画読んでいても、テレビばかり見てても、ネットばかりしていても
夢中になれるものがあるならそれはいいことだと思います。

そのような人を惹きつけるメディアというのは間違えなく、これから成長を続ける産業なので
まずは消費者としてとことんハマる経験というのは人生において必要な期間です。

僕にはまだ子供がいないから、説得力ないかもしれないけど、
人生の前半戦で不登校だって、全く!問題ないというのは言えます。
自分で選択できる高校から学びをスタートさせてもいいんじゃないでしょうか。
最近は色々特徴のある学びの場が出てきていますが、
オススメは僕の母校です。
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