インプットできる状態というのは

生きていると、昨日ようりは、去年よりは
少しでも成長したいと思います。

だから、少しずつでも新しい知識を蓄えて、昨日と少しだけ違った自分になろうと思います。
このブログだって、自分の考えを記録しておくためのものだけど、やっぱり何らかの有用な情報の発信源でありたいと思うし、
何より自分が考えていることを文書化すると、新しい自分に気づくきっかけにもなります。

ただ、今年はとても忙しくてまともな休みが取れていなかったり、環境の変化に対応できずに
疲れがいつもたまっていました。すると全然考えがまとまらないし、何よりもインプットができなくなりました。
具体的にいったら、本が読めなくなったし、図録を眺めるのも苦しい日々が続いていました。
だから、何かを学ぶためには安定した精神状態と、適度な休息が必要だと思ったわけです。
10月に入って忙しさは変わらないのですが、常勤スタッフが入ってくれたことに加え、週数回入れるスタッフが安定して仕事の手伝いをしてくれること、事務関連の仕事の一切を任せられるスタッフがいることなど、制作に集中できる状況と精神的な安定ができました。

同時に、少しだけ休みを取ることができるようになったし、古本屋に行って美術関連ではない本を手に取る余裕も生まれました。
やっぱり、作っているのは生身の人間だから、いつもフル稼働できるわけではなかったのです。
ただの読書や、簡単なインプット・アウトプットですら、心に少しだけの余裕がなければできないようです。
最近は休息に関しての本もたくさん出ているので、良い部分を取り入れて京都での制作サイクルを作って行ければと思いました。