ビットコインと美術は似ている その3

僕が考える価値に対する人間の反応は特有で、
ある意味虚像に価値を見出すことができるのではないか?
というように思うようになりました。

ここでタイトルに話が戻りますが、
ビットコインという虚像に価値を見出して取引ができるというのは
人間特有の反応だと思うし、価値には物体が必要ないということの表れだと思うのです。
最初にも書きましたが、株式やFXと違って、ビットコインには実態がありません。
つまり、リアルな世界にビットコインというコインは存在していないのです。
「ああ、人間の欲望と想像力はここまできたのか」と衝撃を覚えました。

これからも価値観というのは展開してゆくものですが、
想像力の中でいくらでも進化してゆくのだと思います。
実体を持った美術に、価値をプラスしてゆく行為という冒険の中で
金融取引や、暗号通貨という金融のブレークスルーに学べる部分というのはとても多いと思いました。

終わり