人は自分の持っているものしか、誰かにあげることはできないから

誰かに何かをあげようと思った時、当たり前だけど、それを所有している必要があります。
だけど、
心の中にある感情は、ふと、それを忘れがちになってしまいます。

感情だって、僕たちは自分が持っているものしか誰かにあげることができないのです。
感謝の感情や
優しさだって、自分に余裕があって、初めて誰かにそれを伝えることができます。

誰かに優しくできない時や、
辛くあたってしまう時は、やっぱり自分の心の中に優しさがなかったり、
辛い気持ちなのです。
でも、それは自分本来の姿ではなく、
水の枯れた植物のようなもので、
心にたっぷりの余裕があれば、同じ出来事も違った目線で見ることができると思うのです。
最近はずっと本展制作で疲れたけど、
心には少しの余裕を持てるといいなと思うのです。

本展制作ももう少し。
いつまでたっても慣れないけど、制作してると「生きてる」って感じがするんですよ。