友人5人の平均が自分である

本を読んでいるとたまに出てくる
「身近な五人の友人の年収の平均が自分の年収である」
これ、おおかた当てはまっているのではないでしょうか。
ここではお金のことをいっていますが、他にも考え方や、言葉遣いなど
細かなことも、自分の友人5人の平均のように思えます。

実のところ、この仮説は理にかなっていて
自分の居場所によって周辺の人間関係って変化してゆきます。
例えば、学生時代は毎日、牛丼を友達と食べに行ってたのに
今ではあまり食べなくなった。とか
趣味や嗜好なども、タバコ吸う人の周りは喫煙率高いし
お酒の趣味や音楽の趣味もふんわりと固まっていたりします。

なぜそういうことが起こるのかというと
単純に似た者同士が集まるという理由や、経済状況による趣味や
住んでいる場所などが関係しているのでしょう。

ということは、自分よりお金持ちの友達が周辺に5人いれば
自分の年収も上がってゆくはずです。
単純にその通りで、手の込んだ料理やエンターテイメントに触れる機会が増えれば
それだけ発想が豊かになるし、
何より自分の限界値が上昇してゆきます。

無理することはないけど、
環境を変えたいと思ったら自分の周りの人間関係を見直してみることは大切です。
実感として
愚痴の多い作家の飲み会に行かなくなったら随分と楽になったし、
そのうち夢に満ち溢れた作家としか話が合わなくなりました。
自分の周りの人間関係を含め
現在の状況は、ある意味自分が選び取ったいつかの未来だから、
環境を変えることも、自分が変わることもできるんですよね。