業界の常識を信じない

こういう業界の常識は多いのではないでしょうか。
何よりも強烈なのは「食えないよ」という言葉で、
何らかの夢を追おうと思うと必ず身近な人に言われる言葉ですよね。

俳優・映画・小説家・芸人
芸能人・バンド。。。。
クリエイティブな業界だったり、
倍率が異常に高い分野
高度な研究分野だったり、スポーツの世界
難易度が高ければ高いほど、
「不可能だ」と言われます。
それも全くの他人ではなく、身近な人に言われることが多いので、
あたかもその夢が現実的ではないように思えてしまうのです。

夢を持つ高校生とか、希望に燃える美大生
若き芸術家、もしこのブログを読んでくれていたらこう言ってやりましょう。
「その職業では食えないよ」と言う言葉に
「それは、あなたの常識であって私には可能なんです」

この強がりや、世間知らずに感じられるかもしれない考え方ですが、
これを言うことにはちゃんとした意味があるのです。

例えば、
「映画って食えないんですよ」と言う常識を持った監督が撮影した映画と、
「映画って最高に夢のあるメディアなんです」と言う常識を持った監督の映画、
どっちが見たいですか?

「漆って食えないんですけど、細々と作っています」と言う漆芸家と
「漆は日本を代表する芸術表現です!だから漆も国産使って最高の作品作ります!」と言う僕、
どちらの作家の作品が魅力的でしょうか。

言葉は自分の心に深く根をおろします。
常識は時に行動を抑止する言葉となって、人生に立ちはだかります。
でも、それは自分とは関係のないことなんです。