理想と現実との距離

理想と現実
その間にある距離はどのくらいですか?
それは人によって違うと思うけど、
僕はその距離感を感じるのが下手なんです。

つまり、理想だと思う状態が現実だと思い込んでしまうんです。
もしくは、近い将来は理想の状態だと思い込んでいるんです。
「現実を見ろよ」と言われたら元も子もないし、
はっきり言って現実が見えていない馬鹿野郎かもしれませんが、
いつ頃からか、その妙な楽観的感覚は武器なのだと思うようになりました。

だって、生きていることって不安だらけです。
なんとなく、明日も今日みたいな日が続いてゆくと思っているけど、
現実はそうなっていなくて、
でも、どうにか明日が来ることを願っています。
安心したいと思うけど、理想を現実にしようとすると
安心な明日とは似ていない表情をした未来がやってきます。たぶん。

だけど、理想に向かって目をつぶって飛び出してしまえば
なんとかなることの方が多いように思うのです。
明日は、明後日は、来年は
違う自分になっていたいと思います。

ダメだったら、その時は、できるまで続ける自分がいて
現実が見えてない状態で走り続けていると思います。
年末だから、今年のこと、来年のことを考えたりします。