10月になったし、これからのことを書いてみる

やっと秋らしくなってすごしやすい京都です。
僕の工房は嵐山の近くなので、この辺り紅葉のシーズンに向けて観光客がたくさん訪れるようです。

「京都の夏の暑さはすごいよ」とよく言われていましたが
「こちとら猛暑関東の雄、埼玉から来たんだい!」と息巻いておりましたが、
汗が蒸発しない暑さというか、夜になっても暑くて体力を奪われて、熱中症でダウンする経験をしました。
だから、この爽やかな秋の空と空気が心地よく、そして嬉しいのです。
そんな毎日に水を差すような
「京都の冬は寒いよ」と京都の人。
「こちとら極寒の富山を経験したんだい!」と息巻いておりますが、どうなることやら。
盆地の底冷え。。どうなることやら。。

さて、10月から工房も新体制でスタートすることとなり、
制作を安定させるために日々試行錯誤しております。
まず、常勤スタッフが一人入ってくれたので、より良いものが制作できるでしょう。
あとは学生さんのアルバイトで週何日か入ってくれる人も制作のサポートをしてくれています。

そして!大の苦手で、時間を取られまくっていた事務仕事をサポートしてくれるスタッフも週一で入ってくれるので
そのあたりのプッレッシャーと時間がかなり軽減しました。

あとは海外への出品も視野に入って来たという実感があり、
今までの伝統工芸展だけの活動範囲から飛躍的に発表機会が広がっています。


ここまでは順調そうなのですが、
肝心の作品が不足しており、制作には追われまくっています。

とにかく出品機会が増えているのでそれぞれにベストを尽くそうと思っています。
引越しと新たな工房体制での制作、慣れないことが多くてペースをつかむのが大変だけど
この先に目標とする世界観が広がっていると思うので、このまま走ろうと思います。