インターネットとリアル
ブログというネットのメディアでいろいろ書いているのですが、
ネットとリアルな世界がつながると少しドキッとします。
実際にブログを読んで展覧会に足を運んでいただいたり
初めてお会いする人に「ブログ読んでます」といわれると。
恥ずかしいような、後ろめたいような気持ちになるんです。
なぜかというと、かなり 素 の自分を出しているからです。
ブログを書くにあたって、カッコつける事、脚色する事、ウソをつく事をしないように書く!
という決まりを設けてスタートしました。
なので、文章は語り口調にしています。
国語の文法を外れる書き方をしても、僕の話し方に近ければそれを採用してます。
(ブログって何の略か知ってますか?Weblogウェブログの略なんですって、もしかするとウェログって呼ばれてたかもしれない。)
不登校の事や、なぜ漆をやってるか、収入面など、包み隠さず書いていると
たまに、読んでくれている人がどう思ってるんだろうとか考えるんですよ。
それを考え始めると、無性に無害な文書が書きたくなるんです。
たぶん多くの人のブログが「◯◯食べた」「◯◯行った」という日記記事になってしまう理由が無害な文章を書きたい欲求です。
間違いなく無害ですからね。僕ら一般人の日記ていうのは。
芸能人の日記とは意味がちょっと違う。
人はそれぞれ違う人生を歩んで違う考え方を持っていて、
それを表現するのって少し恐かったりします。
特に言葉の持つ力は強いので、何かを強く主張しようとすれば
もしかしたら誰かを傷つけてしまうかもしれない。
でも、造形的表現と同時に僕自身の漆に対する思いも表現したいんですよ。
それで誰かに嫌われたり、怒られても仕方ないと思ってます。
(もちろん意図的に誰かを不愉快にしようとは思ってないですよ。)
自分の言葉を持っている人に憧れているので
書いて、話してまとめていたいんです。
ブログには毎日1000文字書いています。
ものすごくおしゃべりな男です。
1人でパソコンに向かって毎日しゃべっているのですが、
現実の世界で「読んでますよ」と言ってくれる人に会うと
テレます。実に恥ずかしい。
もし会う事があれば、ぜひあなたの話を聞かせて下さい。