蒔絵ワークショップ その1
先日東京国立近代美術館の工芸館(工芸館情報http://www.momat.go.jp/cg/exhibition/)にて
蒔絵のワークショップを行いました。
対象は小学校高学年からの子供達!
なんと100名以上の応募の中から選ばれた15名が来てくれました。
以前鳥取で行った蒔絵ワークショップと同じく
木製漆塗りのスプーンに蒔絵をします。
しかも。
本漆&本金粉ですよ!
漆って、独特の乾かし方(高温度、高湿度)や
かぶれ、高価な素材など、ハードルがたくさんあって
体験的に触れてみることがなかなか難しい素材ですが
小学生の時に蒔絵体験してもらえるなんて、教える方もかなり嬉しいです!
今回の講師は
松崎森平先生(http://www.nihonkogeikai.or.jp/work/4639)
と浅井康宏の若手(30代なので若手と言わせてください笑)二人組です。
説明は大学や公開講座などでも指導している松崎先生にお任せして
僕は助手をします。
まず、会期中の展覧会をみんなで見学して
ワークショップをスタートします。
道具や見本(人間国宝の田口善国先生の見本盆!!)をみんなで回して見学
そして松崎先生の見本が始まりますが
「何を描いて欲しいですか?」のリクエストに
「ドラえもん!!」との振りが!
「よし、やってみる」と言ってスラスラ描き始めたのですが、
小さいスプーンの持ち手にドラえもん。
描きましたよ、松崎先生。
さすが。
それから子供達に漆を配って
蒔絵が始まると
みんな真剣。
続く