今年ほど自分の今日は昨日とは関係ないと思う年はなかったかもしれません。
もちろん過去の積み重ねが今の自分を作っているのですが
明日は違う自分がいるのは確かです。

実は２９歳から３１歳まで約２年間は停滞していました
伝統工芸展で新人賞をもらってから
なんとか生活ができるだけのお金を稼ぐ事ができるようになりましたが
そこから制作面や資金面で飛躍する糸口が見つけられないでいました。
ほとんど全てのお金を制作にあてて生活はギリギリでした。

公募展は出品していたけど
それ以外の活動は無く
行き止まりのような心理状態でした。

しかし
今年は去年と全く違う年となりました
まずグループ展がかなり増えました。

例年１件ほどだった
グループ展が今年は７件ありました
以前から予定されているものもありましたが
殆どが今年進行したグループ展で
打診からスタートまでのスピードも速かったです。

たくさんの人と出会う機会があり
制作するための資金面も以前よりは楽になりました。
（生活はぎりぎりですが。。）
スタッフを雇う事ができて、作品の質も上がったと思います

でも、なんで去年とこんなに違うのかよくわからなかったのです。
自分が変わったのか周りの人間関係が変化したのかはわかりませんが
去年と今年は違うし、今日と明日だって違うのだということはわかりました。
明日も同じ自分がいるという感覚を捨て去ってしまえば
明日の可能性は自分の想像を越えてゆけるんじゃないでしょうか

きっと現状を維持する事なんて不可能なんだから
上を見て歩んでゆきたいです。