なんで本を読んだ方が良いのか。僕が考える2つの理由
子供の頃からよく「本を読みなさい」と言われてきました。
同じように言われてきた人も多いのではないでしょうか。
そんな事を言う大人に限って、読書してる姿を見た事がなかったり。
ただし、本を大切に扱う事を教えてくれたのは事実でした。
今思うのは、本って読んでも読まなくてもどっちでも良いと思うんですけど
主体的に生きたければ読んだ方が良いのかもしれません。
僕が考える2つの理由
その1
情報量が圧倒的に多い
本屋に行けば欲しい本は必ずあります。
Amazonのネットサーフィンしたって、いくらでも欲しくなります。
興味、関心がある本は必ずあるんですよね。
自分の興味関心のある分野を調べるためのツールって
今はたくさんあるような気がします。
ならば、ネットやテレビで良いじゃんって思うんですが、
本って実はとてつもない情報量があるんです。
それを実感したのが、オーディオブックを聞き始めてからです。
買ったオーディオブックをダウンロードすると、朗読に6時間とか
表示されます。
分厚い本なら平気で24時間の再生時間なんてあるんですよ。
どんなに詳しくネット検索したって、そこまでの情報は手に入らないし
ためになるテレビだって2時間とかですから。
ネットで情報を手に入れる事もできますが、それらの情報は
全体の数%でしかない事が多いと思います。
だいたい日本語表示のネット情報は世界中のページ全体の5%程度なので
世界にあふれている数%の情報しかネットで得られません。
日本語の本も限られているとはいえ
他の情報源よりは情報量は多いでしょう。
その2
ニッチは書籍に潜む
漆芸をしていると、技法に困った時
頼れるのはネット情報じゃないんですよね。
困った時は、書籍からしか答えやヒントを得られません。
ネット検索で技法解説や、失敗の解決法が得られれば良いのですが
もうしばらくは、ネットを頼りにする事はできないと思います。
他の分野でもニッチになればなるほど、ネット情報は先細りしてゆくのではないでしょうか。
ニッチであるほど、過去を生きた、よりニッチな先達の名著が何年も活躍してくれる事は多いでしょう。
年末は実家の鳥取に帰ってきます。
仕事したくてもできない状況になります。
そうしたら、やけに本が欲しくなります。
本に囲まれた部屋で寝たくなります。
ああ、本が欲しい。
理由番外編
コレクションとして
ばかばかしいかもしれませんが、コレクションアイテムとして
僕は本が好きです。
良い本は美しいのです。
それをきれいに並べて、良い状態で保ちたいのです。
あと、古本の匂いも好きです。
良い本が手に入ったらすごく幸せな気分になります。