ゼロをイチに変えてゆく

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今回の記事では僕が物作りの生き方に悩んでいた20代の頃の不安と
振り返ってみて、その時期にやっておいてよかったことや、
失敗経験から見つけた活動の本質を書こうと思います。

2013〜2015年あたり、僕は焦っていました。
「個展をしたい!!」という気持ちが膨らんで、
とにかくいろいろな人に会い「個展がしたいです!」と言いまくっていました。
それでもまったく結果が出せなくて苦しい時期でした。


僕はその頃、作家としてのキャリアの成長曲線は
なだらかな右肩あがりだと思っていました。
だから、長期間平行線しか描いていない自分のキャリアが
ゼロのまま30代に突入してしまうのではないかと怯えていたのです。
漆芸作家は極端な寡作(かさく)なので、制作面での焦りもありました。


結論から言うとキャリアの成長曲線は
ある時点で急激に上昇し、平行し、また上昇すると言うイメージの方が近いと感じています。
例えば、
◇インパクトのある個展を開く
◇雑誌に紹介される
◇テレビに出る
◇賞をとる
◇相性抜群のギャラリーと仕事する

など、何らかのきっかけで一気に認知されることがあります。
最初の上昇ポイントに到達するまでは、とにかく苦しいし、無力感があります。
活動してもゼロが続く感じです。

そして、ここがポイントなのですが、最初の上昇ポイントが訪れても
自分を取り巻く環境は、おそらくそこまで変わりません。
本人的にはゼロではなくなったから
「これからすごいことが起こるかも!!」と思うのですが、
実際はあまり変わらない明日が来て、明後日がきます。
(認知と変化は時差があります)

僕がそうだったのですが、全国展で賞をいただき
NHKで作品が少しだけ登場して喜んだけど、周囲の変化は感覚的に「無」でした。

ただ、このような機会でキャリアがゼロからイチになったと言えます。
なので、とにかくアクセルを踏み込みましょう。


その後、また平行線を歩み、小さな足し算や掛け算を続けていって、
自分の活動が加速してゆく実感があります。

ゼロの時代が長くても、
変化がわかりにくいイチの期間も歩みをやめず、
前を向いて歩んで行くことができるならば、
ふとしたきっかけで、足し算や掛け算が自分を次のステージに押し上げてくれます。


結論としては
○結果が出ない時期は長い(焦っているからそう感じる)
○ゼロからイチになってもあまり変わらない(実際は変わってるけど、実感は少ない)
○歩みを止めたり、休んだりするとずっとゼロのまま
○とにかくもがいていたら思わぬところからチャンスが来る
○チャンスが来たら迷わず掴む!!(納期大丈夫かな?自分のキャパ超えてない?とか考えない)

このように考えながら、日々活動を続けています。


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