ソムリエナイフが完成したよ

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
「実用品は作りません!」と言いつつ、お酒関係のものは好きでいつも作っては喜んでいます。

今日の記事では
今回完成した新作のソムリエナイフについて書こうと思います。


(Photo by Tadayuki Minamoto)

黒檀という木のハンドル部分に漆を塗って蒔絵と螺鈿を施しました。
研ぎ出し蒔絵という技法と高蒔絵という技法を併用しているので、
ブドウの模様が立体的で、手にした時に重厚な輝きがあります。

ブドウを描いたのは
ワインがブドウでできているからという理由もあるのですが、
加えていくつかの理由があります。




実はブドウというのは
日本の伝統的な吉祥模様でもあります。

吉祥模様というのは
おめでたい図柄という意味合いです。
例えば、連続模様である七宝つなぎ

(webより引用)

この模様は永遠につながってゆくことから
子孫繁栄や円満という意味合いを持っており愛され続けています。

ブドウの模様もたわわに実る様から繁栄の象徴でありますが、
もう1つ
「ブドウ」を「武道」と読む語呂合わせの面白さもあることから
武家に親しまれていたようです。

このようにブドウを描くというのは
日本文化的にも系統だっていると言えます。


作品の制作にあたって、ブドウの苗木を買ってきて
葉のスケッチを重ねました残念ながら昨年、
実をつけるまでは行きませんでしたがブドウの成長も楽しみにしています。
葉の美しさやツルの形状など蒔絵のモチーフとしてブドウは魅力的です。
今後も作品に登場してゆくと思います。


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