作品紹介 蒔絵螺鈿六角香合「雫」

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蓋の中心にある金具(上原万征さん作)の中に水晶が一つ。
水晶を雫に見立てて、そこから広がる波紋や、集う蝶を光をテーマに制作しました。
技法、素材が多様な表情を見せてくれる、造形的な作品に仕上がりました。

実は、撮影時作品は完成していませんでした。
今日も蒔絵を続けております。

蝶の翅の横に「毛うち」とか「上絵」という蒔絵の細い線を描いているところです。
蝶が飛ぶ時の空気の動きや、水面を揺らす波紋を表現しました。
この後、磨いて完成します。
完成作品はぜひ展覧会場でご覧ください。

◆展覧会詳細
【会期・会場】
日本橋展=2019年3月6日(水)→12日(火)6階美術画廊(A・B)
大 阪展=2019年3月27日(水)→4月1日(火)6階美術画廊(A・B)
京 都展=2019年5月8日(水)→14日(火)6階美術画廊(東・西)
名古屋展=2019年5月29日(水)→6月4日(火)10階美術画廊

【出品作家】
浅井康宏(漆)佐々木類(ガラス)染谷聡(漆)高橋賢悟(鋳金)
丹羽シゲユキ(陶)津守愛香(陶)前田恭兵(七宝)山本優美(陶)
(五十音順、敬称略)

サイト
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/topics/detail.html?category=art&id=7261#contents