小物制作、すべき?やめるべき?

今年になって周りに「小物制作やめます」と宣言しています。
何を小物というか、この辺りは難しくて
単なるサイズ感ではなく、アイテムとしての性質でいうならば
茶器などは、サイズこそ小さいけど、中サイズの作品となります。
逆に、お椀とか棗より大きくても、感覚としては小さい作品という位置付けで制作してきたように思います。

で近いうちにそれをやめにしようと思っていたのです。
もっと大きい作品、例えば箱物とか、オブジェに挑戦したいという気持ちがあったのです。
ただ、直近で制作しているものは茶器や酒器が多くて、
「この木地がなくなったらいよいよ小物制作も終了だな」と考えていたけど、
いざ、このストック木地がなくなると制作が止まってしまうのでは?という恐怖に襲われている自分もいます。

というのも、半年間かけて棗を一点作るというような制作になってきており
(一日8時間かかりきりで)
工房スタッフは増えたけど、点数だけで見ると制作数は全く増えていない状況です。
「そのクオリティで大きな作品を作る」と言っているのでから
実際問題フル稼働状態でもパンクしているのです。

これから世界で戦ってゆくために
小物制作は、すべきなのか、やめるべきなのか。

結果的に作りたいものがたくさん浮かんでるので
作る