海外で個展したい僕の活動と、結果を出せない毎日。

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こんにちは、漆芸作家の浅井康宏です。
今日は僕が海外での活動を目指す上での、目標と現在どのようなことをしているかを書こうと思います。


プロローグ
Twitterをご覧の方なら、ご存知かと思いますが、現在僕はフィリピンに語学留学中です。
「なぜ英語を?」と思われるかもしれませんが、最近英語が必要になることが増えてきました。
海外からくるメールは95パーセントくらいは英語です。残りは、信じられないかもしれませんが、
自国語で来ます。(イタリア語とか、ちょっと覚えていませんが北欧の自国語など)
その都度、グーグル翻訳に頑張ってもらって、メッセージのやり取りをしています。


実は、メッセージのやり取りだと、グーグル翻訳で十分なことが多いです。
内容が決まっていれば、それで話が進められますし。
ある程度の精度で、翻訳してくれていると思っています。
(決して十分ではありません)


ただ、実際に会う機会がある場合、
話す必要があるので、英語力が必要になってきました。
で、ここから僕が考えていることなのですが、
「実は、高度な美術の話をする必要はないのではないか」
という仮説を立てました。
もちろん会話は高度な方がいいですが、
海外で活動をしている作家さんは、高い確率で英語を話しています。
だけど、一緒に行動させてもらったり、
映像で見ていると僕も聞き取れる会話をしていたのです。
なので、当面の僕の英語力での着地地点は
「この人とは気が合うな」と思えるくらいの英語力です。


さて、英語を用いての活動を広げてゆきたいのですが、
世界にとって僕は、
「知らない素材を使う」
「知らない作家」です。

つまり、ゼロの状態ですね。
そう、数年前までの個展もしたこともないような、実績ゼロの状態です。
この期間は長くて、厳しいのを知っています。
企画する立場からしても、
買う立場からしても、
「商売の伸びしろがわからない商品」といった感じ。

だけど、こういう苦しい時期だからこそたくさん行動したいと思っています。
直接話が進まないことが多いからこそ、恥をたくさんかこうと思います。
個展がしたくてたまらなかった20代の頃のように、
大声で

「個展させてください!必ずや成果を上げてみせます」と

今は世界に向かって叫んでいます。