湿潤療法で傷を治してみる

ちょっとケガをしてしまいました。
擦り傷です。

最近、個展制作と本展制作のための体力作りに毎日5キロの距離を走っています。
夜遅くまで作業しているので走るのは深夜のことが多くて
犬と一緒に近所の土手を何周か走ります。

距離と時間はNikeのアプリで計測していて
先日はキロ当たりの最高ペースが出ていたのでいつもより加速していました。
それと、いつもと違う道で土手から家へのコースを走っていました。
夜道といつもと違う道だったので、段差が見えなくて
つまずいて慌てて歩数を合わせて立て直そうとしたのですが
新記録ペースで走っていたので思った以上に足がふらつき、そのままのスピードで
地面に倒れ込んでしまいました。

とっさに右手を守ろうとして左膝から、脇腹、肘、左手の腹を広範囲で擦りむいてしまって
右手にも擦り傷を作ってしまいました。

なんとか家に帰ってみると、服が破れていました。(半袖ではなかったのが不幸中の幸いか)
で、傷口から最初は血が出ているのですが、
しばらくすると透明な体液しか出なくなりました。
以前テレビで乾かさない傷の直し方を見たことがあったので
やってみることにしました。
その名も「湿潤療法」
少し前までは、傷口は消毒して乾かして治すというのが当たり前でしたが、
身体の自然治癒力を利用して皮膚の再生を最短にできるというのを見た記憶があったのです。

しかし、時間は夜遅く、薬局は閉まっているので
その夜はしかたなくティッシュペーパーを当てて手ぬぐいで縛って寝ました。


今朝
まず、「湿潤療法」で検索したらたくさん出てきます。
最初は「じゅくじゅく 擦り傷 治療」などで検索しました。
検索してみると、使用する物は
1、ラップ
2、ワセリン
とかいてあります。
この二つだけ。
ワセリンはなかったので、患部を丁寧に水洗いし、水を拭き取って
(※消毒はしないのがポイント。細胞まで無くなってしまうので。)
とりあえずラップで巻いてみる。
膝とか、肘のような太い部分はきれいに巻けるのですが
手の腹はちょっと無理がある。
こんなんじゃ仕事ができないので
薬局が開店する時間まで待ってもうちょっと良さそうな物を探すことに。。

あったあった。良さそうな商品が。

購入したのはこのサイズ
これは手に貼るのにちょうど良さそうだったので購入

膝と肘の大きい面積にはこちら

傷の箇所に応じていろいろなサイズと形状が用意されています。
スクリーンショット 2016-05-02 21.34.18

薬局によっては取扱がないかもしれないけど、
患部の状態によって選べます。
これでラップぐるぐるの状態から解放されました。


この湿潤療法の絆創膏を半日ほど経ちます
感想としては、痛みはほとんどないです。
絆創膏が保護膜になっているので触れても痛くありません。

良い点としては
ガーゼや普通の絆創膏と違って患部を乾かさないので
傷口からガーゼをはがす時の痛みがないことだと思います。
寝ている間につけていたティッシュを剥がす時は痛かったですから。

絆創膏と傷の間に思ったよりたくさん体液(浸出液)が溜まってきます。
この培養液の中で新しい皮膚が再生されていることでしょう。
早く良くなーれ!!

13087353_991939050893263_3364502241530433482_n

わかりにくいですが、手の傷に貼った状態
浸出液がたまっているのがわかります。
他の患部は生々しい傷跡なのでアップしません。

身体が全て健康な毎日なのはどれだけ幸せなことか
思い知らされました。。気をつけよう。