美術とSNS

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は僕が考える美術とSNSのこれからについて書こうと思っています。

SNSは一通りアカウントを作って楽しんでいます。
僕のブログに来てくれる人は気がついていると思いますが、
SNSはただのコミュニケーションツールからビジネスツールに展開しています。
最近「100日後に死ぬワニ」が大いに盛り上がった直後
書籍販売を機に「結局お金かよ!!」という炎上が起こっているようです。

この件に怒っている人は、SNSの持つビジネスツールという側面に
気がついていなかったのでしょうか。

僕としては、これだけ日本中を巻き込んだ100日に渡るエンターテイメントを出版という形にするのは
あまりにも自然なことだと考えています。


SNSとアーティストとの相性については
歌を歌う人にはとことん相性のいいメディアだし、
これまでテレビ発のヒットというのが難しい現代においてはShowroomとかニコ生、youtubeからのヒットが自然になってきています。
特に音楽って、簡単に国境を越えてゆきます。
少し前からフォローしているギタリストのインスタグラムは海外の有名アーティストからも注目されて
どんどん活動の場を広げています。


美術でもこのようなことが起こっており
国内ではあまり知名度がないのに世界中でフォロワーが多い作家も多いです。

ただ、国内市場は今でも画廊や百貨店での発表が主流です
しかしブランド力がより細分化されて来ているので、
例えば「〇〇デパートで買えば間違いない」という店舗などのブランド力で購入する人は
どんどん減ってきているように思います。
あと「有名な展覧会で賞を取った作品」も価値がどんどん下がっています。

つまり権威と人気の距離がどんどん離れています。
実際に受賞歴は立派なのに売れていない作家がいれば
受賞とは無縁な人気作家もいます。




ネットで作品を売る未来
今はまだ作家がネット経由で作品を販売して市場を作るところまでいっていませんが
近い将来それが現実になるようにも思えます。それも数万円単位ではなく
例えば数千万円の作品がオープンに個人作家のサイトから販売されることもありうると。

ギャラリーとの関係は作家のキャリアにおいて重要ですが、
知名度や権威の一部はSNSによって形成・拡散される昨今
美術業界もガラリと構造が変わるような出来事が起こりそうな予感がします。
そのとき中心にあるのはきっとSNSの大きな渦でしょう。


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