美術画廊に行ってみよう! 入門編

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美術画廊やギャラリーに行ったことありますか?
今回の記事は、初めてだと緊張する美術画廊の扉を開けるお手伝いになればと思います。


銀座に行くとたくさんの画廊やギャラリーがありますよね。
ビルの地下とか、4階とか、ただでさえ敷居が高そうなのに「入りにくいわ!」てなるかもしれません。
慣れているとはいえ、僕でも初めて行く画廊や初めて見に行く作家さんの個展は少し緊張します。

ところでなぜ緊張するのでしょうか。
いくつか理由があると思います。例えば。

○店員さん、作家に話しかけられそう。
○「自分、場違いなのでは?」と思ってしまう。
○買わされそう。
○見に行くだけじゃ迷惑かけてしまうのではないかと思ってしまう。

美術館とは全然違う環境なので、
集中して美術に向き合えるか心配ですよね。

でも大丈夫です。

まず画廊に一歩入ってみてください。
実は画廊巡りの第一歩に工芸系の展示はおすすめです。
理由は、
触れる事ができるからです。
陶芸や漆の作品だと使う物が展示されているので、
自然と「手に取ってみてください」とか
「この作品の素材は〇〇で、だからとても口当たりがいいんです」みたいな話になったりします。
(作家によって、話すのが苦手な人と得意な人がいるので一概にはいえません。)
見るだけではなく、触ることや知識も得られます。
だからと言って、気に入らない作品を買う必要は全くありません。

作家の気持ちとして
「ただ見に来やがって!」なんてこれっぽっちも思ってません。本当に。
詳しくは過去記事を読んでください。
↓過去記事↓
過去記事「展覧会に「買わなくても見に行くだけでもいいんですか?」という質問に対して「見にきてください!」と心から言うよ」

それと百貨店の美術画廊も入りやすいのでオススメです。
入り口は大きいし、店内は明るくて開放的なのでとても入りやすいと思います!

ふらりと銀座を巡ってギャラリーに入ってみるのもいいのですが、
SNSや雑誌から情報を得て、好みの作家や好きなタイプの画廊を見つけてもらえると、
より画廊でみる美術が好きになると思います。