自分のクローンを作る

浅井康宏自己紹介はこちら
作品紹介はこちら
外部サイトギャラリージャパンでも作品がご覧になれます https://galleryjapan.com/locale/ja_JP/artist/9325/
クラウドファンディングはこちら


こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は自分の時間を最大化させる方法について考えて行こうと思います。

自分の時間って24時間しかないけど、
それはあまりにも惜しい。
やりたいことはたくさんあるのに、言いたいことはたくさんあるのに
食事を取る時間とか、睡眠時間とか、それらを引いてゆくと
自分の時間って案外少なかったりします。

まあ、1日は24時間しかなくて、一年は365日しかないから仕方ないけど、
ウェブの力を借りると時間をハックできることに気がつきました。


よく「自分がもう何人かいたらな」と思っていましたが、
実はそれに近いことができます。
方法は「アーカイブを残すこと」

このブログもそうですが、
自分が今考えていることを書いて残しておくと
何年か先の誰かが読んでくれるかもしれない。

YouTubeLiveで話した内容や
解説した作品が誰かの心を動かすかもしれない。

現実の自分が1時間話した内容でも
アーカイブとしてYouTubeに存在し続けてくれると
その都度過去の自分が誰かに語りかけることが可能です。




ウェブのおかげで表現の幅(ブログや動画など)は広がったけど
本質的に僕の制作活動も
「自分を分散させて保存する」活動そのものです。
作品を作って誰かの心を動かすということは
本質的に変わっていないと気が付いたのです。

その形が漆の作品かデジタルのデータなのかの違いはありますが、
それくらいの違いしかないとも言えます。

作品は1000年ごまで生き残って、何人もの心を動かす装置だとすれば
僕が記録を残しているデータは幅を持たせた装置とも言えます。

僕が作業机に向かっているその瞬間にも
作品とアーカイブされたデータは誰かのために働いてくれています。