金相場が上がった来たので、蒔絵師の本領を発揮します。

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
最近、金相場が連日最高値を更新しており、
僕たちのような金を日常的に使う職業の人間においては辛い時代です。

2020年7月27日現在7000円をこえております。
さて、こんな状況ですが、僕は金色の作品を作りまくっております。

金相場が上がっているからと言って
制作のクオリティを落とす理由になりません。
100年後に「令和時代は金が高かったらしいからこの辺りの年代の蒔絵は金が少ない」という研究がされたときに
「ただし、浅井康宏はなんか金を使いまくってますね」と不思議に思われたい。

どうせ時代が過ぎれば今の世情と切り離されて作品が歩き続けます。
そのとき作家の言い訳なんかできないので、僕は金を使いまくるんです。
蒔絵師とは金を蒔く仕事です。
金をばら撒く仕事なんて景気のいい話。

2021年やたら金色の個展をお楽しみに!