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ネットで作品を売る未来

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外部サイトギャラリージャパンでも作品がご覧になれます https://galleryjapan.com/locale/ja_JP/artist/9325/


こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
コロナの影響で美術業界も色々な取り組みに対応してきたけど、
変化の中で見えてきたことを書こうと思います。

【発表の機会がリアル+ネットへ】
緊急事態宣言という全く想定していない事態に
多くのギャラリーは休廊を余儀なくされました。
僕の発表機会も公募展を中心にいくつか失われました。

公募展と違ってギャラリーでの展示は販売が一つの目的なので
作品を発表することで生計を立てている作家とギャラリーは窮地に追い込まれました。
それに伴い、ギャラリー、作家ともにネットでの発表する機会が加速したように思えます。

実はこの流れについて僕は「どうなるんだろう?」と思っていました。
基本的には賛成だし自分も参加したいと思っていたんだけど、
「プラットフォーム選びは慎重にならなきゃな」と
出品する「場所」は重要だと思っていました。
出品する場所によっては作家の評価を下げてしまうのでは?と思っていたからです。




だけど、今は「そこまで場所は重要ではないな」と感じるようになりました。
僕自身がネットで作品購入することに抵抗がないから
かえって「下調べもできて価格帯がわかるから良いな」と思うくらいです。

逆にかしこまって値段が記載されてないページだと、少し不満です。

【これからは】
結果的にリアルな画廊+ネット販売という流れは今後も加速してゆくと思います。
それに加えて作家自身の販売網が広がってゆき、
ギャラリーと作家の関係性がコロナ前とは少し違ってくるように思えます。

2020年は美術業界にも大きな変化があった年になりますが
変化に対応して軽快に活動し続けるのが肝要だと改めて思います。

ps
2021年の個展の日程が決まったので、
近いうちにお知らせします。

YouTube配信で気を付けてること。

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は僕がYouTubeLive配信について気を付けていることを書きます。

YouTubeチャンネルは下記URL
https://www.youtube.com/channel/UCQ1TYOqpyFVn4Up0YtknEQA?view_as=subscriber

【プロローグ】
コロナの影響をうけて緊急事態宣言に合わせて工房を休止させました。
その間、久しぶりに一人作業の時間があり、今までやってみたいけどチームで動いているとできないことを始めてみました。
その一つが動画配信です。
アカウント自体は7年くらい前から作っていて、
動画も一本だけあげていました。


カメラの性能が飛躍的に高まってきており
静止画用に持っているSONYのカメラがかなり動画カメラとしても優秀なことがわかったので、
活動を立体的に伝えるために動画は必要と考えて始めました。

【気を付けたこと】
ただ、いくつか気をつけようと思ったことがあります。


1、視聴者数は気にしない。
まず、視聴数を気にするといわゆるバラエティぽい配信になってしまうと思ったので、
あくまで「講義形式」の濃厚な漆配信をすることを心がけました。
なので、興味がある人にだけ伝える配信と位置付けて、新規の漆ファンをふやすことを否定した内容を作り込んでいます。


2、時間をかけない
動画配信って撮影もそうなんですが、どうやら編集に時間がかかるようです。
そこをカットするために「Live配信」をすることにしました。
生放送はトーク力が必要で慣れないと、恐怖心がありましたが、
撮影+編集に時間をかけて制作に支障をきたしては本末転倒なので、
編集は一切しないライブ配信。準備とセッティングも平日に影響しない土曜日としました。


3、目的を失わない
先にも述べたように、数を追うと
軽い放送になって漆芸作家としての発言という趣旨が薄れてしまいます。
間違ってもYouTuber的な活動ではなく仮想NHK漆専門チャンネルのつもりで、
今後もわかる人にだけ理解してもらえ、楽しんでもらえる放送を続けます。



ただ、チャンネル登録数は1000登録欲しいと思っています。
理由は、利用できる配信機能が増えるからです。
どうやら1000登録を超えるとスマートフォンから生配信ができるようです。
スマートフォンからライブ配信ができれば、個展期間中に会場から生配信とかできます。

毎週休まず土曜日に配信してゆきたいので、この機能は是非使いたい。
というわけで、興味がありましたらチャンネル登録よろしくお願いします。

最近のおすすめ放送は
「伝統工芸展の漆芸を10倍楽しむ講座」

最初から良い道具を使う方が上達が早い

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こんにちは漆芸作家(しつげいさっか)の浅井康宏です。
今日は「道具は最初からいいものを使った方がいいよね」という記事を書こうと思います。

僕の仕事、漆の作業には様々な道具が登場します。
筆、刷毛、研ぎ炭、刃物
こういうのを揃えるのは時間もお金もかかります。
自分に合った道具に出会えるかどうかで作品の発想まで左右することさえあります。

また、道具によっては自分で調整しなければならない物も多く、
道具作りから始めると時間がいくらあっても足りないような気がします。
だけど、同時に「良い道具を最初から使う」というのが上達の近道だとも思う。



【良い道具とは何か】
良い道具とは適切な手入れと扱いを行えば必ず最高の成果を出してくれるもの。
別に最も高級なものでなくても良くて
例えば、ホームセンターで売っている安物の刃物と
しっかりした刃物屋で購入する刃物の価格ってそんなに違わないんですが、
刃物屋で購入した刃物は適切な手入れでしっかりとした切れ味を手に入れることができます。

筆や刷毛も「最初だから簡易なものを」と思うかもしれないですが、
専用のものを使うことで手入れと使い心地を学ぶことができます。


【良い道具は上達の近道】
いつか上手くなってからしっかりとした道具を揃えようと考えがちですが、
最初から良い道具(別に高い道具という意味ではなく)で作業を行うことで上達度合いも増します。

僕は道具マニアではありませんが、
最低限テンションの上がる道具に囲まれていると
気分は高まります。
思い返してみても「道具好き」に下手な人はいなかったので、きっと正しいです。

努力できないときに考えること

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は「最近努力できないな」とか「自分、ガンバレてないな」と思うときに
考えることについて書きます。


プロローグ
昔から自分は「努力家でいたい」という思いが強くて、
それを実行してきたつもりですが、どうしても「努力が足りてないな」という時期はありました。
そういうときに自分を責めるんです。「なんでこんなこともできないんだ!!」と。

しかし、
努力や工夫にはエネルギーが必要だと気が付きました(当たり前ですよね)


【体力のように精神にも保たないとならないエネルギーがある】
肉体には限界があるのは、頭で考えたらわかります。
例えば生身の体でエネルギーの補給や休息をとらず走り続けるのは不可能と理解できますよね。
精神的な分野においてはなぜかエネルギーの配分が雑になる自分がいます。

だけど、努力や新しいことへの挑戦って、思っているより精神の余裕が必要です。
簡単にいうと精神の体力のようなものがあるようです。
この部分ってなんとなく精神力や根性論みたいに「気持ちでどうにかなる」と感じがちだけど
そもそも余裕がないと努力などできないことがわかってきました。


【追込み期間中には努力などできない】
例えば、締め切り期間中に「新しいことを始めよう」と考えたって
実際にはうまくいきません。締め切り前に14時間作業をした後に「よし英単語を20覚えよう」とはならないんですよね。
1日くらい出来たとしても継続は難しい。

そういうときに「自分はダメだな」と思いがちですが
そこで改善すべきは、自分の精神力ではなく単純に時間がない現状だったりします。
試しに、締め切りをクリアして数日たてば「よし、新しいことに挑戦してみよう」と必ずなります。



なので「何も出来ない」時、「少しのことでイライラする」時、
自分の性格的な弱点ではなく
単純に時間と体力が足りていない状況を疑ってみることにしました。
そうすると「自分の原因というより状況が合っていない」と思えることが多くなってきて
「状況が改善すれば必ず最善の努力ができる」自分がいると気が付きました。

うまく出来ない時って自分を責めてしまうことが多いですが、
そういう時は単純に自分にとって大切な時間が足りていないことが多かったり
忙しすぎて余裕がない時が多いです。

時間や自分を取り戻した時、必ずできる自分になると思えれば
「努力できてないけど、今はHPが足りていないだけだ」と考えられます。

精神力も体力のように考えて
必要な栄養と休養を与えてやれば、どうせまた走り出します。

心なんてそんなものだと思います。

伝統工芸の後継者問題を解決するための方法

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は先日いただいた質問箱の回答について書こうと思います。

伝統工芸の課題って「後継者問題」につきると思っているのですが、
この根本にはどんな原因があるのでしょうか。

僕は「原因は二つしかないよね」と思っていて、
それを解決するのが難しいんだ!と言われると、まあそうなのですが今すぐにでもできることもあるので深掘りしてみようと思います。

上のツイートが質問箱と回答となります。
まず、
「食える」ことは前提となるのかなと思います。
伝統工芸ってもともとは産業だったんだけど、需要が減って守らなければならない雰囲気の絶滅危惧種となっています。
もともと漆器は食器産業の一端だったんです。
もともと着物は衣類産業の一端だったんです。
だけど、生活様式によって産業の形態が崩れて需要の後退とともに参加者(作り手も購入者両方)が減って今に至ります。

そして「食える」職業ではなくなりました。
つまり伝統工芸をそのまま継続させようとすることは
「昔の産業のかけらを集める」ようなことでとても難しいと思うんです。

iPodがあればCDが不要になるように
スマホがあれば公衆電話が不要になるように

利便性を求める世界観の場合、利便性を失った物はなくなります。
しかし、ここにきてレコードが少し売れているようです。
僕は1983年生まれでレコードには馴染みがないんだけど、古いロックを聞きたいとき
高校生くらいからレコードを集めていました。
便利でもなく、音質も一般的に良いとは言えないだろうレコードを集めていた理由は
「なんとなくクール」「雰囲気がいい」という感情的なものでした。

レコードの例があるように「便利」なだけではない「感情の動き」に僕たちは反応します。
手で作られている工芸作品には必ず「感情の動き」があるので
これからは現代に合わせた便利な工芸より
「便利じゃないけど美しい生活をともにする器」としての漆器が必要とされると思ってます。




そして「食える」ことより大切だと思うこと
「夢がある」ことかなと。
小学生のなりたい職業ランキング上位にはスポーツ選手や最近はYouTuberなどの
他者評価の高い職業や女子生徒だと看護師や保育士など他者のための職業が入っているように思います。

努力や成果がしっかり評価され、誰かの役に立つ。
そのさきに夢があります。

伝統工芸に携わっているとどうしても
工程の話とか、苦労の話になりがちだけど
もっと夢を語ってもいいと思うのです。

守らなければならない絶滅危惧種ではなく
今伝えるべきかっこいい価値観であることは間違いありません。
市場の拡大には時間がかかるけど、
「夢がある」ことを叫ぶのは今からでもできるので、
今後も自分の仕事についての夢を語って行こうと思います。

こちらの回答は
YouTube liveでも話しているので
お時間ありましたらよろしくお願いします。49分あたりです。

役立つ漆の作業道具 【作り手限定記事】

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は作り手限定記事なので、
本当に漆の作業している人にしか役に立たない記事を書きます。

 


漆の作業しているとこんなのあるといいんだけどな。とか
これいつも買ってるけど、本当はこういうの欲しいんだけどなというのがけっこうあります。
そこで僕が見つけてきたちょっと良いものを紹介してゆきます。

僕のブログの定番となっている
「クロたこ吸」
(悲報)売れすぎて、売り切れてしまった「黒タコキュウ」 ※漆関係者限定記事

大きいサイズが品切れだったけど再販してますね。
だけど、なんだか価格が上がっている気がします。。
まあ、赤いタコ吸はすぐ劣化するのに対して黒いタコ吸は今のところ劣化してないので、長期的にお得かなと思います。


「吸水クロス」
炭研ぎしてると、すぐに表面が黒くなってくるので、それを拭き取る必要がありますよね。
使いやすいのが車用の吸水クロスです。
薄いのに吸水性に優れていて何より車用だから傷がつきません。
一度使うと手放せません。




「差し刷毛」
蒔絵の塗り込みなどに使う「だみ刷毛」
漆の作業で使う塗り刷毛は人毛でできていますが、だみ刷毛は動物の毛でできています。
蒔絵の地塗りや薄い塗り込みをするときに使うんだけど、
寿命が短い割に高いのが難点でした。

似た形で染色用の「差し刷毛」を発見しました。
形状や毛の状態もほぼ「だみ刷毛」です。
一番最初の塗り込みなど、特に毛先が痛む作業におすすめです。
これなら数百円で買えるから学生さんにもおすすめです。
ただ、蒔絵の地塗りは「だみ刷毛」を使っているので、使い分けると長持ちします。

https://www.tanaka-nao.co.jp/item/461-601-00

いつも田中直染料店で購入しています。

他に「これ使いやすいよ!」という情報があったら教えてください。

残された個展のチャンスはあと何回だろうか?

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は個展の回数について書いてゆきます。

僕の初個展は2017年でした。
それから4年後の2021年に2回目の個展開催の機会をいただきました。
(1作品だけの個展という形では靖山画廊 TOKYO凸 のオープニング展もありました)

さて、作家にとって個展とは自作のみで空間を作ることのできる夢のような機会なのです。
15歳くらいから漆を続けていたので、初個展というのは「夢が叶った!」という感じでした。
個展までの道のりについて書いたブログはこちら「2017年 初個展までの道のり」

そして第二回の機会を頂いたのですが、
そこまでの道のりがやはり険しい。
年間制作点数が少ないので数を揃えることが難しいんですよね。

僕は作家として制作で工房運営をしているから
やはり作品の販売で次の作品を作るサイクルの中にいます。
なので、作りながら、発表しながら、個展のために作品をためるというのは
けっこう大変で結果的に期間が空いてしまいます。



そう考えて逆算すると僕の人生で残された個展の回数なんてしれています。
当然その時々で最高の作品と空間を作りたいと思っています。

【作品としての個展】
今までは個展とは作品を展示する機会という認識だったのですが、
最近は少し違ってきていて「個展そのものを作品にする」という気持ちが出てきました。
それは村上隆さんの大規模個展を見ると、空間づくりからしっかり構成されていて
場所が生み出すう空気に感情を動かされたからです。


残された個展の機会を最大限に使って
表現者として何ができるのか。

一人でも多くのお客様に美的体験をしてもらうにはどうすればいいのか。

制作とともに「個展を作る」活動にも取り組んでゆきます。
七転八倒の個展づくりもぜひお楽しみ頂ければと思います!!

マイナスを力に変えるマインド

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日はマイナスだと思ってたことでも
「考え方や生きる場所を変えることで、人生を躍進させるきっかけになるよね」と思うことを書きます。

【プロローグ】
実は僕、小学校・中学校にほとんど行ってない不登校児でした。
そのことに関して以前
「学校に行かなくても僕はなんとか生きてゆけているし、不登校は全然マイナスじゃない」というようなツイートをしたことがあります。
それに対して「それはあなたの職業が作家だからです」という返信がありました。

返信を要約すると
「一般的な職業だと不利になるけど、あなたが作家を選んだから不登校がマイナスになっていないだけでしょう」という理解でいます。
たしかに、僕が作家以外の職業についていたら集中力散漫だったり、出社がやたらと憂鬱だったり、とにかく場所に適応できないダメな人間だったかもしれません。
だけど、僕はその道を選びませんでした。



【得意なことで生きてゆきやすい時代】
僕が漆芸作家という道を選んだのはたまたまだったのかもしれません。
1,不登校だったけど入れる高校があったこと
2,たまたま漆のコースがあったこと
3,「今まで弱点だと思っていたことがプラスに働く!」ことに気がついたこと

いくつかの要素が組み合わさって作家をしているんだけど、
不登校をコンプレックスだと感じてそのまま生きる方法もあったのかもしれませんが
「好きなことばかりやってるのにこんなに世界と繋がれるじゃん」とエスカレートして今まで来ました。

スマートフォン一つで情報収集も発信もできるので
「今まで無い仕事」も、あるいは仕事になり得ると思います。
一方で「自分の得意」や「誰にも負けない執着」が、稼ぎになりにくいジャンルもやっぱりあると思います。
(例えば、ペットボトルのフタ集めナンバーワンとか切った爪収集家とか)
自分の執着や情念が、一見誰のためにもならないように感じても
ひょっとして誰かの心に小さな動きを作り出すことができたら、それは仕事になるかもしれません。
マイナスだと思っていた自分自身の弱点や執着も、場所を変えたり、
発信の仕方を変えたら宝物になるかもしれない。

そう思うと自分や人に少し優しくなれるような気もします。

必要な失敗

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は失敗について書こうと思います。


失敗ってどんなイメージでしょうか。できればしたくないですよね。
だけど最近「失敗の数が成功の確率を上げる要素でもあるよな」と思うことが多くなってきたので少しまとめてみます。

まず失敗には意味のあるものとない物があって
成功につながる物ならばどんどんする必要があると思えます。
つまり、打席に立ちまくってホームランを狙う感じ。
もっといえば素振りも打席でしてしまえ。とう感覚です。

失敗がこわくて練習ばかりしていると
本番になった時に生きてこないことが多いので
実践的に失敗を繰り返すことは必要なのだと思います。




一方で失敗って恥ずかしいのでできるだけしたくないけど
自分の失敗を気にしてるのって案外自分だけな場合が多いので
「走りながら考える」くらいの気持ちで目的地に向かうのが、かえって合理的です。

迷った時とか、失敗がこわい時
「えいや」と飛び込んで、失敗に慣れたら
少し違う風景が見えるようになります。

20代の僕に「お前の失敗など誰も気にしていないからさっさと失敗して上達しろ」と言いたい。
そしてこれからもっと、失敗におおらかになる自分へと変わってゆきたいなと思います。

踊る漆動画

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は僕たちの日常は、他の人から見たらちょっとオモシロイかもという記事を書きます。

プロローグ
きっかけはこのツイート

タイトル通り
「漆を濾す」作業の動画、漆の中にあるホコリを濾紙でこしているだけです。
何百回もやってるこの作業は僕の日常の風景です。

だけど、初めて観た人には新鮮な驚きがあったのかもしれません。
「漆って濾して使うんだ」
「たれてくるところが綺麗」
という感想を持たれたのかと思います。




さて、こういうことって実はたくさんあるのかもしれません。
別に工芸に限らず、仕事の上での日常が誰かにとっては新鮮だったり。
実際の成果物を届けるということと、その過程を伝えること。
それがどんどん簡単になっているのが現代ですよね。

動画も写真もスマートフォンで撮影してアップロードまでできるので
表現の中に織り込める。そしてそれが面白かったりするようです。

だって、漆を濾す動画が2万1000回見られて、1000を越すいいねがつきました。
何年もやってると、途中の工程なんか当たり前でも
そこには誰かの発見や感動があるはずです。

物にまつわるストーリーは僕たちの日常にあるようです。
動画時代の面白くて美しい制作過程のお裾分けでした。

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