カテゴリー別アーカイブ: カメラと撮影 

作品と写真

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作品を作っても、その作品はそれで完結はしません。
誰かにそれを届けて意味があり、
その方法は
実物を見てもらうだけではないと思っています。
その作品をネット上にアップする、
紙媒体で見てもらう。
そうやって、誰かの目に触れてこそ、
そこにある現代の作品として歩んでゆけます。

そのために、質の高い作品写真が必要になりますが、
僕は若い頃に写真家の大堀一彦さんに完成作品を撮影してもらってきました。
今から考えると、駆け出しの若い作家の作品を
4×5判のでっかいカメラで撮影してくれたこと、(出世払いで)とても感謝しています。

大堀さんが亡くなり、カメラもフィルムからデジタルへ移行しました。
長い間撮影現場に立ち会わせてもらって、
大きな転換期を見てきましたが、
デジタルへ移行したことにより、
さらに前進した作家性が生まれる予感がします。

それは、
写真としての作品の完成度を高める選択が生まれること。
撮影者の作為が色々な意味で作品を生み出す予感。

自分の作品とカメラマンの目線
それが合わさることで、新しい見え方が生まれます。
「かっこいい」
「きれい」
誰かの目を通した
会心の一枚は、僕の作品に
新しい目線を与えてくれました。

今でもよく
手元にない自分の作品の写真を眺めます。
「この作品はこういうセッティングで撮影してもらったな、いい写真が手元にあってよかった」
カメラマンさんと出会うと撮影送られてくる写真がすごく楽しみです。

作品の空気みたいなのを
写真を通して誰かが受け取ってくれたら嬉しいです。

SONYの青色

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昨年からSONYのカメラa7R2というミラーレスカメラを使っています。

主に、作品の工程を撮影していますが、
たまに外に持ち出して風景を撮影したりもします。

学生時代にも1度カメラにはまった時期がありました。
その時はフィルムカメラを持って色々と撮影した思い出があります。

今はデジタルに移行して、驚くべき画質が手に入るようになりました。
学生時代に「こういう感じの写真が撮りたいな」と思っていた
イメージが撮影しながら確認できることもあり、
頭の中にある絵をカメラで作ることができるようになりました。

SONYのカメラは僕の主観で青い色が綺麗に撮れます。
カメラの設定で、屋内、屋外、曇り等状況に応じた設定が選べるので、
自然な色味から、少し印象的な色調まで調整できます。
「この青、きれいだな」と思った写真をいくつか貼ってゆきます。

カメラレンズ解像度をめぐる旅 Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2

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昨年から作品撮りのためカメラとレンズを色々と試しています。
現状の機材は
カメラ sony a7r2
レンズ Nikon 50mm標準
    SIGMA 24-105 Art
接写機材 Nikonベローズ レンズが5本(蛇腹撮影用)

上記の機材に加えて 
Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2

というレンズを新しく購入しました。
もう一本迷ったのが純正レンズの
Sony SEL90M28G

両方解像度に定評があるレンズですが、
性格が違っています。

○MACRO APO-LANTHAR 65mmは
・65mm
・ハーフマクロ
・マニュアル

○SEL90M28G
・90mm
・マクロ
・オートフォーカス

MACRO APO-LANTHARを選んだ理由は
※65mmの画角が作品撮影にちょうどいいこと。
※ブツ撮りならマニュアルでいいから。


肝心の画質ですが、
やはりズームレンズとは別物です。
段違いの解像度でした。

ただ、正直ベローズとフジノンで撮影する接写の解像度が飛び抜けて高かったので
定評のある解像度に関しては、想像の範囲内でした。
明るい上に「えげつない解像度」と言われているように
確かに独特の写真が撮れる感じはあります。
ベローズのように三脚にのせて、蛇腹伸ばして、リモコンで、、、
みたいな作業せず、ピント合わせてパシャと撮れば
高解像度の画像が手に入るので、とても便利です。

最近ツイッターにアップしている作業写真はそのように撮影しています。


作品撮影に関しては、腕利きのカメラマンに撮影していただける流れが作れそうなので
メインはプロにお任せしようかと思っています。
制作過程や動画を撮影するために、揃えた機材で撮影を続けてゆきます。

カメラレンズ解像度をめぐる旅

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カメラネタの記事になります。
作品撮影の理想を求めて日々思案しているところです。
おそらくこの冒険の道のりは

◯カメラを選ぶ
◯レンズを選ぶ
◯スタジオを整える
◯実践で漆の撮影を極める

という順番になってゆくと考えています。
現在はカメラを選んでレンズについてあれころ試しているところです。
レンズに関してのこだわりは、解像度と黒を美しく表現できることです。
その他に
◯マクロ撮影(細かい部分を切り抜くような撮影)
◯アオリ撮影(箱物のパースを最小限にするための撮影)
が課題です。
それぞれに専門のレンズが必要なんだけど、ブツ撮り専門のレンズはありません。
だから「花を撮るのが得意」「ポートレートが得意」みたいな特徴から
これなら漆の撮影に合うのでは?というので考えて探しています。
現在は持っているのは、昔フィルムで使っていたニコンレンズが2本(標準ズームと標準50mm)
先日購入したシグマレンズ(24-105mm撮影の標準ズーム)
そしてベローズというアオリ機構に合わせたレンズが5本

↓ベローズつけた状態


さて、調べているうちに
「ズームレンズと単焦点(ズームできないレンズ)では単焦点の方が性能良い」というのがわかってきました。
正直、そんなに差がないと思っていたから、汎用性のあるズームで事足りると思っていました。
しかし、ベローズを使って単焦点でマクロ(接写)で撮影して気づきました。
完璧にセッティングした時の単焦点の解像度はものすごい。
普通に撮影した写真を拡大したところ「顕微鏡かよ!」てくらい拡大しても
画像にボケが現れないくらい解像してしまったのです。

上の画像がそれです。
この画像は棗という手のひらサイズの蓋物をパシャりと写したものを
PC画面で拡大ボタンを連打し続けて、さらに切り取り、ブログ用に画質を落としたものです。
写ってるのは貝のパーツです、ひとつのカケラがおそらく0.5mmくらいのものです。
それを角の割れているような素材感まで表現してしまいました。


同じよにセッティングしても、ズームだとここまで拡大することはできないのです。
もうここまでになってくると、一般的な印刷物やウェブで再現できないのでは?
つまり、自己満足の領域になってきているような気もします。
ただ、その写りのクオリティに感動してしたので追求したい。


アオリ撮影については、フランジバックという、レンズが持つセンサーと接続機構の距離によるピント距離関係で
35mmサイズ(現在僕が持っているカメラのサイズ)の撮影では小さいものしかできないことがわかりました。
ただ、マクロの撮影はベローズを使い高いクオリティで作品の詳細を描くことができます。

残りの課題を克服するためにはもう一つレンズが必要になりそうです。
旅は続く。