新型コロナウイルスによって変化する美術業界

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
現在2020年4月現在、世界中で新型コロナウイルスが蔓延し、緊張感が高まっています。
このブログを将来読み返したとき、過去のことと思える日常が訪れるのを心から願って書いています。


政府は4/8日より大都市を中心に7箇所で緊急事態宣言を出しました。
僕の活動拠点、京都は出されていませんが、近隣で大阪・兵庫があるため
工房と教室を閉めています。

3月あたりから多くのイベントか自粛され始めて、
美術業界にもその影響が及んでいます。
アートフェア東京の中止をはじめ、美術館の休館、公募展の中止が相次いでいます。
さて今回の状況を踏まえて
多くのイベント、ギャラリーがネットでの作品紹介に力を入れはじめたように思います。

中止になったアートフェア東京の作品も規模は小さいけどネットでの購入ができるようだったので、
作品を一作購入しました。
購入した作品は事前に実物を見る機会があったので、
ネットだけの価値判断で購入したわけではありません。
ただ、ネットでの作品取引は今後加速してゆくのは間違いないと感じました。

僕の場合、実物を確認せずに購入することが割と多いので
美術オークションの内覧会を見なくても購入することもあると思うのですが、
実物を見てから購入したい人も多いと思います。



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ネットでの美術取引の最大の障壁は
「届くまで現物が確認できない」だと思うんだけど、
今回のような緊急事態は美術のネット購入の障壁を一気に下げるかもしれません。
つまり、仕方なく「実物の確認」が無いまま買う人が増えると思うんです。

販売側も今までの店舗販売に加えてネット販売が加わることになるので
場合によっては新しいファンの獲得もあり得ます。

当然ある一定額以上の作品の取引をネットのみで完結するのは難しいです。
例えば数百万円の作品をネットだけで購入して
宅配便で送られてくるというのはまだ現実的では無い気がします。

ただ、今後美術の主戦場が店舗からネットに移ってゆくのが必然なので
取引の総量に応じて購入の意思決定が店舗が持つ信頼感がプラスされ価格帯が上昇してゆくでしょう。

今回の出来事で、美術界の形も強制的に変化して行きそうです。
僕たち作家は時代に対応しながらしっかりと美意識を伝えてゆかなければなりません。


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