ゴールデンウィーク初日

今日はゴールデンウィーク初日ということで
いつもと少し違う予定を組んで動きました。

午前中は仕事をして、午後からは東京に行ってきました。
まず、池袋西武で開催中の三好かがり先生の展覧会へ 詳細は過去記事へ
その後日本橋三越の柴田克哉先生の個展へ 詳細は過去記事へ

三好先生の個展は、とても感動的でした。
写真では見れない、貝の光の美しさを間近に見れるすばらしい個展です。
三好先生ってとても個展の多い作家さんで、うるしの作家の中ではトップクラスの
多作作家だと思うのですが、その制作量の多さは情熱と確かな技術に支えられているものだと痛感する展覧会でした。
なかなかここまではできません。
具体的に言うと、加飾に目がいきがちですが、塗りがとても上手い。
だから、無駄のない美しい作品群が出来上がっているということ、それが近くで見て感じられました。

柴田先生の展覧会は日本橋三越
本館6階のエレベーターを下りたすぐの会場でした。
一番最初に目に飛び込んでくるのが大きなテーブルです。
「これ、どうやって塗るの?」というようなサイズのテーブルが個展に華を添えています。
漆をやっている人ならわかると思うんですが、一定サイズ以上のものを作ろうとすると、
作業スペースと乾かすスペースが必要になってくるので、
大きいものは敬遠します。なのに、テーブルがあるのです。
テーブルの塗り方、刷毛の使い方、乾かし方
全部聞いてきました。やるかどうか、できるかどうかは別にして全部教えてくれました。
最後に、購入した柴田先生の本にサインをしていただきました。
また宝物が増えました。

両先生ともほんとうにいろいろな事を教えてくれて
とても勉強になりました。
帰ったら、柴田先生の本をしっかり読み込もうと思います。
後日漆のおすすめ本で紹介します!