漆の苗作り
漆の木の分根から苗を作りました
◯根っこを掘り
◯長さを揃える
◯苗床を作り、植える。あまりに頼りない根っこだけど、無事育ってくれるといいな。 pic.twitter.com/TXj7gkQzVD
— 浅井康宏 (@YasuhiroAsai69) 2019年2月15日
漆という材料は高価だけど、家族で育てて採取するまでに13年かかるのだから、費用対効果考えると育てるより買った方が何十倍もいいんです。
でも、100%納得できる漆を得ることが出来て、
何よりも漆が大好きな自分と家族を感じることができるから、これからも植えて育ててゆくと思います。— 浅井康宏 (@YasuhiroAsai69) 2019年2月15日
実家に戻って漆の苗木を作ってきました。
漆の苗は種から作る方法と根から作る方法があります。
我が家の漆は種ができないので、根から増やします。
他にも、ひこばえ(親の木から伸びた根から生えてくる若木)を移植して増やしたりしています。
実家には3箇所に分かれて約200本の漆が植えられていますが、
全てが順調というわけではありません。
全国から取り寄せた苗木を増やして植林をスタートしましたが、
うちの場合、新潟の木が最も成長が早く、他の産地の木は10年以上の樹齢になっていますが、採取できるサイズに成長していません。
また、立ち枯れの問題もあり、コンスタントに採取→伐採→植樹というサイクルを作れていません。
今後は成長の良い新潟の木を増やしつつ他の木の成長を見てゆくつもりです。
埼玉から京都に移住したので、漆の木の世話する機会も増えました。
今後もしっかりと良質な漆の生産を作品制作に繋げて行きます!