やっぱりクリエイターにこそルーティンを

なんども書いてきましたが
個展を終えて改めて思う
ルーティンの大切さ。

長期間に及ぶ制作の追い込みに耐えて来られたのは
栄養のある食事と、仕事のルーティンのおかげでした。
食事面は母親が来てくれることにより、なんとかなりました。
きっと後半は自炊ができなくなっていたと思うので母親に大感謝!

そして最も大切にしていたルーティン
これを最後まで守れたのは良かったです。
特に始業時間の固定は作業性を最大化してくれました。
作業の終了時間と寝る時間は固定できませんでしたが
始業時間を固定していたので徹夜して次の日ダウンとか
寝不足で集中力がなくなることがほとんどありませんでした。
と言っても、後半は睡眠が十分とは言えない状況だったので
今後の課題と言えます。

「集中すると時間を忘れて作業してしまう」というイメージの
ものづくりですが、そういう生活をしていると夜型の生活になりがちです。
数日徹夜したり夜遅くまで作業しても、毎日8時間を年間通して続けている人にはかないません。
寝不足でダウンしたり、パフォーマンスが落ちたら、時間対効果は低くなってしまいますからね。

と言っても、朝起きた瞬間に最高のパフォーマンスを出すためには
やはり習慣の力が必要になります。
毎日続けていると、それが習慣になり、目覚ましをかけなくても起きることができたり
気持ちの浮き沈みを少なくすることができます。
そのためには細かなルーティンを決めておく必要があります。
これは、言って見れば生活の中にたくさんスイッチを用意しておくようなもので
順番にスイッチを入れてゆけば朝からいつも通りの仕事ができる仕組化です。

例えば
散歩
掃除
歯磨き
食事
トイレ
など、
日常のあらゆることをルーティンにしておけば
気持ちも体も自然に仕事には入れます。
あとは音楽も仕事開始の合図になります。

なんだか厳格で全然クリエイティブな生活じゃないし
創造性も感じない生活ですが、
そんな平凡な毎日からひらめきが生まれると信じています。