離れてみてわかる地元のすばらしさ

先日地元鳥取へ帰ってきました。
鳥取と関西に用事がいくつかあったので3日ほどゆったりと過ごしていました。
久しぶりの夏の鳥取ですが、
いくつか「これは、、いいな」と思う出来事がありました。
毎年年末年始は帰っていましたが、そのシーズンってやはり
地元も少し慌ただしくて、地元の日常を感じられないんです。

しかし、今回は普段の地元を感じました。


まず、
田んぼに実る稲穂
散歩中に田んぼの周りを歩いてみようと思いました。
実家は農家なので、それは日常の風景です。
田んぼのシーズン中は農業用水路に水がたっぷりになります。
そこに集まる糸トンボの美しい事。
水中にはメダカもいるし、少年時代、網をもって走り回った頃を思い出しました。
ゆっくり歩いていると、その用水路に等間隔にかけられている小さな橋に
なんと

カワセミがいる!!
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こんな奇麗なのが農業用用水路にいるんですよ!
すごすぎる。


そして、その帰り道にもう1つ感動に出会いました。
朝の散歩だったので、小学生の登校時間とかさなったんですよ。
前の方から小学生の女の子が歩いてくるなーと思っていたんです。
鼻歌を歌いながら。

すると、
「おはようございます!」

おじさんはうれしかった。
感動しましたよ。
見ず知らずの犬を連れたおじさんに
こんな元気な挨拶をしてくれるなんて。

「おはようございます!気をつけて行ってらっしゃい」


少しだけ距離をおいてみてわかる良さってのがあります。
人も物も場所も、いつもは気がつかなくても
ふと思い出した時にそのすばらしさがわかるもの。
鳥取にもあったんですね。
1人の女の子の「おはようございます」でこれだけ気持ちがいい1日になりました。

いつか帰ってくる鳥取だけど、
離れてみて見える良さがある。
それを当たり前だと思うのではなくて、財産だと思えるのは
僕が、鳥取を離れて暮らしているからだと思います。

あまり好きとか嫌いとか意識していなかった地元だったけど
なんだか好きになりましたよ。
見え方が変わるなら、離れてみるのも良いものですね。