展覧会のご案内 「-彫漆の煌めき- 松本達弥 漆芸展」

彫漆とは漆を何十回、時には百回以上塗り重ね
その漆の層を彫り込み、色の層を見せる漆芸の伝統技法です。

松本先生は人間国宝 音丸耕堂に師事し修業を重ねた
現代彫漆の第一人者です。

明治以降、漆に混ぜる顔料の研究が進み、現在では多彩な色漆を作る事ができます。
多くの方のイメージの中で漆の色は黒と朱を想像されると思いますが、
松本先生の個展では現代的な色の表現をお楽しみ頂きたいと思います。

http://www.akasakayugallery.com/saiji.html

以下HPより引用

彫漆(ちょうしつ)は中国唐時代に始まったといわれ、鎌倉時代に日本の禅僧により舶来された仏具の漆器に施された漆芸技法です。
塗りと研ぎを繰り返して色漆を40~50回塗り重ねた後、漆彫り用に仕立てた彫刻刀で、わずか数ミリの漆の層から色漆を彫り出します。漆芸技法の中でも彫漆は独特で手間と時間を要します。彫りの鋭さと彫り出された色漆が組み合わさることにより立体感のある作品が生み出されます。
江戸時代より漆工芸の盛んな香川県で生まれ育った松本氏は、人間国宝、音丸耕堂氏、音丸淳氏に師事したのち30年、彫漆に取り組んでこられました。
その確かな技術に漆芸文化財の修復を依頼され、中国宋時代の堆朱(ついしゅ)や犀皮(さいひ)、国内外の美術館、博物館の所蔵品など様々な技法の修復経験も積まれております。
長年の制作技術から得た経験と文化財の修復から学ばれた知識を活かし、彫漆の可能性を探る作品の発表です。伝統を踏襲しつつ、現代の暮らしに美を添える松本氏の世界をご高覧賜れば幸いに存じます。

開催期間
平成28年10月13日(木)~10月22日(土)
Oct 13 (Thu.) to Oct 22 ( Sat.), 2016

作家ギャラリートーク Gallery Talk
10月13日(木)/15日(土)14時~15時
14:00~15:00 Oct 13/Oct 15

東京都千代田区永田町2-14-3 東急プラザ 赤坂 2F
開廊時間11:00~19:00
会期中無休(会期以外は日曜・祝日休廊)

赤坂遊ギャラリー