言葉の宝物
初個展にあたりとても光栄なことに
二人の恩師に個展会場と図録に掲載させていただく紹介文を執筆していただけました。
室瀬先生、林先生、両先生とも本当にお忙しいのに感謝で言葉になりません。
全文は会場でのご紹介となりますが、
紹介文の中で室瀬先生が僕の作品を
「清廉」と評してくださいました。
「清廉」広辞苑で調べると
せいれん【清廉】
心が清くて私欲のないこと。廉潔。(広辞苑より引用)
この言葉がとても嬉しかったのです。
というのは、日々制作に励んでいる中で
最近自分の作品や活動が我執に満ちきっているのではないかという恐れがあったからです。
少なくとも、恩師が作品に清廉な部分を感じ取ってくれているだけで
僕はこれまで漆を続けてきてよかったと思えました。
日常や制作でたくさんの課題があっても
出来上がった作品がきっと見てくれる人、所蔵してくれる人の
人生を照らす光になる。蒔絵にはそれだけの力がる。
その信念が作品に表現できてきたのかもしれません。
恩師が執筆してくださった文章
僕にとって人生の宝物が一つ増えました。
早く全文をご紹介したいです。
図録&個展をお楽しみにしてください♪