鳥取漆 2018
今日も父ちゃんの漆かきに同行
雨が少ないせいか、量はイマイチ。しかし、相変わらず綺麗だな漆液 pic.twitter.com/X6GVIcE9Be
— 浅井康宏 (@YasuhiroAsai69) 2018年8月2日
今年も鳥取の漆掻きが始まって2ヶ月目順調に辺(漆を採取する傷のこと)が増えています。
夏の一番暑い時期は「盛り漆」と言って採取シーズン中もっとも上質な漆が取れる時期です。
具体的にいうと、漆の中に含まれる主成分であるウルシオールが豊富で
透けがが良い時期です。
用途として塗りに使うウルシに精製するのに最も適しています。
また、夏の盛りは漆の出が良く、まさに盛りなのです。
さて、今年の鳥取漆ですが、ちょっと出が悪いです。
おそらく日照りが続いていて、木全体が乾いているのでしょう。
父ちゃんの漆かきを見る
斜めの枝から滴り落ちる様子 pic.twitter.com/uER6CDsSlT— 浅井康宏 (@YasuhiroAsai69) 2018年8月2日
しかし少ないと言っても盛りのシーズンは旺盛に漆が流れ出ます。
この乳白色の漆が、精製によって漆黒に変わるってゆくのが不思議ですね。
鳥取の漆の写真と動画撮影
浅井・父「漆採ったぞー!」
星野・馬杉「漆撮ったぞー!」みんなありがとう! pic.twitter.com/RHO1F3ylDi
— 浅井康宏 (@YasuhiroAsai69) 2018年8月2日
今回の帰郷では漆掻きの撮影を兼ねて
動画のシネマズギックス監督の馬杉雅喜 http://www.cinemasgix.com
写真撮影にカメラマンの星野裕也 https://www.yuyahoshino.com
両氏に同行していただき撮影をして来ました。
それぞれの作品は追って公開してゆきます。
漆の質はどうか、それは使ってみないとわからないから、来年が楽しみです。