しっかり寝よう
美術活動において、仕事時間と作品量は重要とよく言っておりますが、
でも!睡眠不足はよくないです。絶対!
漆芸家の仕事の良いところに、「徹夜してもどうにもならない」ところがあります。
工程数多いのと乾かす時間がいるから学生時代から追込みの徹夜ってあまりしてません。淡々と毎日続けることが性に合う。
— 浅井康宏 (@YasuhiroAsai69) 2018年11月18日
学生時代から、卒制徹夜をしませんでした。
作家活動を始めてから、締め切り前日の徹夜をしたことは何度かあります。
でも実際、いい作品に仕上がらないのです。
漆芸は特に、工程ごとにきっちり乾かして、きっちり仕上げる事が重要です。
いくら徹夜して長時間作業しても、乾かす時間を短縮することはできないし、
仕上げの時間を切り上げることもできません。
ギリギリ作業で仕上げて、賞をいただいたことは一度も無くて、
締め切りの数日前に仕上がっている作品のみがいい結果を得てきました。
休息をたくさん取ることと、作業量を増やすことは対極に感じられるかもしれません。
これは僕の持論ですが、作業のピークを作らない事が制作活動において重要だと考えます。
つまり、気分のムラを作らずに、毎日作業をする事が作業時間の最大化につながります。
フリーランスで作業をしていると、夜型になったり、締め切り前と平常時では作業時間に開きが出てしまいます。
それをできるだけなくせば、年間や数年スパンで見ると作業時間はトータルで多くなります。
ポイントは開始時間を決める事です。
どうしても終了時間がずれると、翌日の活動開始時間がずれてしまいますが、
固定していると、目が覚めて習慣的に高いパフォーマンスが得られます。
とは言っても、最近まで僕の睡眠時間は5時間代でした。
睡眠時間の少ない人だったら大丈夫なんだろうけど、僕には少し短くて
昼の15分睡眠で帳尻を合わせていました。それはそれで良かったけど、
今は6時間以上の睡眠にしています。
そうすると、作業途中で眠くなることもないし体に合っています。
アートは長期戦です。
体を壊してしまうと、元も子もないので、
休息と活動時間とその質を常に考えてゆきたいです。
時間管理の本はどれも面白くないけど
◯朝の活動の有効性
◯メール返信の効率化
◯適度な運動
◯睡眠時間をきっちりとる
上記の項目はどの時間管理に関する本でも一貫しているから採用しています。
ちなみに、最近よく聞くマインドフルネスとか瞑想は手付かずです。
漆の作業が瞑想に近いのでは?と思っています。いや、迷走か。w