続けてよかった習慣 「図案日誌」
みなさんオススメの習慣ってありますか。
僕にはオススメできる習慣があります。
それは
アイデアを残す習慣です
漆芸界のレジェンド松田権六があらゆる著書で書いている
「図案日誌」を続けることの大切さ。
図案日誌とは、字のごとく毎日の図案を考えることです。
松田権六は手帳の空いたスペースに図案を残していて、
それが書籍として出版されています。
僕も20歳の時から図案日誌をつけ続けているので、
かれこれ16年分の図案が溜まっています。
これはいい習慣なんですが、はっきり言って98%は駄作なんです。
年間いくつかは「これはいい!」というのが生まれますが、
それでもほぼ使わないデザインです。
だけど、オススメしたい理由は
○アウトプットの癖をつけられる
○単純に忘れない
上記の2点です。
ひらめきは、偶然生まれるものではなく、
適切なインプットとアウトプットの習慣から生まれます。
「何かヒントはないかな?」という目線で世の中を見渡す癖がつくので、
視野が広がります。
そして人間は忘れる生き物なので、
日頃考えたちょっとした情報でも描きとめておくと
後のヒントになったりもします。
ちなみに僕の図案日誌は
最初の頃は「マイブック」を使っていました。
これは日付が書いてあるので日記としても最適です。
ここ5年ほどはもう少し大きい画面が欲しくて
「白い本」を使っています。
こちらは紙質も良く
A5サイズ、ハードカバーなので絵を描くのにぴったりです。
僕の場合、図案を描くことが仕事につながりますが、
他の仕事でもアイデアや考えたこと書き残すことはとても良いと思うのです。
真っ白なページに毎日、何かを残す習慣オススメです。