SNS発信は裸に近づくことなのかもしれない

浅井康宏自己紹介はこちら
作品紹介はこちら
外部サイトギャラリージャパンでも作品がご覧になれます https://galleryjapan.com/locale/ja_JP/artist/9325/


こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日はSNSの発信について思ってることを書きます。

SNSが定着して随分と僕たちの生活は変わりました。
このメディアは
情報発信ツール
情報収集ツール
検索ツールなど

今までテレビや紙媒体、手紙みたいな機能を一手に担ってくれて
おまけに個人的なラジオ局やテレビ局になってきました。

本当に、個人がメディア化している時代で、
そこからはたくさんのビジネスが生まれています。
ユーチューバーとかSNS発のインフルエンサーというのは
スマホ以前にはなかった職業なので、世の中は加速し続けていると感じます。


どんな職業の人でも楽しい範囲でSNSは活用したほうがいいと思っていますが、
情報発信をするとき必要になってきたのは
「いかにハダカに近づけるか」ということなのかと思います。
本当に裸になるというのではなくて
生身の自分であり続けることができるかということです。

インターネットとは匿名の場というイメージがあるかもしれませんが
ネットリテラシーが上がるほど、情報の出所が重要になってきます。


僕は表現者として発信する必要があると思っていて
作ることと同様に発言もしています。

そのときに生身の自分であり続けるかというのが難しいけど、重要なのだと思います。
「そうは言っても、これは言ってはいけないでしょう」というのをなくして
考えていることをどんどん発言した方がいいのかなと。



企業のアカウントや組織のアカウントが面白くないのは
内部で気を使いあって発言に人間味が現れないからです。
「こんなこと言ったら誰かに嫌われるかもしれない」
「炎上するかもしれない」と怖がっていたら
本当に言いたいことがだんだんと言えなくなります。

お金のことや
業界のこと、多面的な活動など
誰かに「下品な作家」と思われるかもしれないけど、

日々考えていることを発言し続けることが
現代を生きる僕のリアルなのです。
その全てが浅井康宏だし
SNSで美術への愛情を叫び続けることが僕にとっての正義なのです。