10年後の事は当然見通せないけど、これからは3年後の見通しもできなくなりそうだ。

今日久しぶりに買い物にいったんですよ。
何を買いに行ったかというと光沢フォトペーパー
作品ファイルを作る用事があったので、ファイルとフォトペーパーを入手しに電気屋さんへ
僕の家から大手電気店まで自転車で約20分ほどです。
地味に遠い、夏場ですし汗だくになります。
つくづく埼玉は車必要だと思いますよ。

さて、入手したかったファイルとフォトペーパーですが、実はAmazonで買えます。
午前中に注文したら当日到着するかもしれないのですが、ちょっとタイミングが合わなくて次の日になるようでした。(どちらにしてもすごい!)
今日は時間の余裕があったので、できるだけ今日中に作業をしてしまいたいと思ったのですよ、そこでAmazonではなく電気店に行ったわけです。

そうしたら、電気店の方が価格が高いんですよ。
当然ですよね、店舗を構えて多くのスタッフを雇っているのですから、商品価格は高くなります。
それで思いました「電気店の実店舗はこれからかなり不利だな」と。
僕の場合、書籍は完全にネット注文になっています。本屋はこれから苦戦を強いられます。
そして、家電も急速にネット注文に移行しています。

高くて、不便(足を運ばなくてはならない、荷物を持ち帰らなければならない)な実店舗の利点は、
唯一、実物を見る事ができるだけです。
そのあたりのニーズはレビューという形で体験を補えるので、高い評価の物を買えばそんなに見当はずれな結果にはなりません。
そう考えてみると、10年とは言わず、3年後には街にある店舗の勢力図は大きく変わっているかもしれません。

しかし、このような変化は見通せないんです。
ある1つの革新的なサービスが生まれたら、物流の仕組みががらっと変わりますが、
それを予想する事は不可能です。
物流の根幹である物の移動も、車はどんどん自動運転へと向かっていますので、人の手による輸送は無くなってゆきます。
だけど、それは何年後になるかわかりません。
1つ言えるのは、思ったより早く変化するということ。

人間の労働は、事務的、機械的な物をどんどん減らしてゆき最終的には考える事のみが人間の仕事となるでしょう。
今ある職業のほとんどが無くなって、人間にとってより豊かな世界へと変化してゆきます。

僕自身の思考が、自分は移動せずにほしい物を得る事にこだわり始めている変化に驚くのです。
きっと、もう電気店で買い物する事はないだろうし、その分で得られた時間は自分の仕事に向けてゆきます。
どんなに抗っても、人間の想像しうる変化は止める事も戻る事もできません。
だから、全てを肯定して新しい明日を生きてゆくしかないんです。
たくさんの物を失っているように見えて、きっと自由に向かって進んでいるんでしょう。