プレミアついとる!!!
しまった、こんなことになってるなんて。
恩師の本を買い足そうと思って、軽い気持ちでAmazon検索。
あれ??
価格が、上がってる。。
定価5000円だったと思ったのに、初版が売り切れたらこんな事になるのか?
増版はしないのか?
いろいろとプレゼントしたいと思っていた本なのに、、
自分用は持ってるけど、これは気軽に買い足せる本では無くなってしまった。
しかたない。
もう1冊の「漆の文化」を買い足そう
あれ??
こっちも上がっているじゃないか!!!
学生時代ボロボロになるまで読んだこの本も。
気軽に買えない本になってしまっている。
つい最近出た本だと思っていたのに
10年以上たっていて、専門書として高額で取引される本になっていたのですね。
(作品集は2014年発行だからかなり新しいのに)
嬉しい事ではあるけど、購入のハードルは高くなってしまったことは残念です。
やっぱり本は出会いだから、出会った時に買うのがベストですね。
特に美術に関する本は、その時無理してでも買った方が良いということでしょう。
新しい本だけど、値段が上がっちゃいそうな本があります。
購入を迷っている人がいたら、買った方がいい本2冊。
たぶん、初版が売り切れたら早い段階でプレミアがつく事が考えられる。
須田先生は現代の最高の木工作家の1人で指物の重要無形文化財保持者(人間国宝)です。
昨年出版された本で、図版はもちろん解説もとても勉強になります。
須田先生の作品がまとまって見られるのはこの本しかなくて、それまでは
「九つの音色」というグループ展の図録をコツコツと集めて見ていました。
木工に興味がある人だったら、早めに購入した方が良さそうです。
鳥毛先生の沈金の絵本
沈金と言う伝統技法で描かれたパネル作品が絵本になっています。
精密な描写はさすがです。
美しい作品なのでプレゼントにもおすすめです。
僕は漆の作品として見てしまうのですが、子供がこの本にであったらどんな反応をしめするのでしょうか。
去年出版された本ですが、この本もAmazonで気軽に購入できるうちに購入がオススメです。
値段については確実に上がるとは言い切れませんが
初版が無くなってAmazonで買えなくなるとすごく不便ですね。
実際僕は室瀬先生の本を数冊持っておけば良かったと、ちょっと後悔しました。
これから紙の本は減ってゆくとは思いますが、美術関係の図録だけは生き残り続けて
さらに希少価値が上がって行くでしょう。
しかしこんなに早く、資料価値が上がってしまうとは思ってもいませんでした。
つくづく本は出会いだなと感じた出来事。