展覧会のご案内 「「漆の装飾」三人展 荻野令子 栗本夏樹 柴田克哉」

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東京・京都のベテラン漆芸作家3人展です
まず、注目してもらいたいのが、HP画像見てもらえばわかると思う
「これって漆?」というくらいの先進的な表現です。

この3名の先生方は、まさに漆芸界の冒険者ともいうような試みを行っています。
そして、この造形ですが、テーマの中に「ひょうたん」があるようで
面白い造形はひょうたんの形から作られています。

自然の形と、漆の色彩。これは期待が膨らみます。

僕からしたら、本当に尊敬する先生方で、
いつお会いしても優しく技法のこと、漆のことを話してくださいます。
ぜひ、作家さんの在廊日に足を運んでいただいて、作家を知って漆を使っていただければと思います。

特に今回は京都の展示ということで、京都の作家で京都造形芸術大学の教授でもある
栗本先生の作品に注目していただきたいと思います。
栗本先生は今秋にイタリアのグループ展出品なさったりと、世界的な活躍をされている作家です。

色漆を用いた、現代的な色彩表現は今までの漆器の概念を覆し、
新しい美的生活の提案をしてくれる作品が並んでいるのではないかと楽しみです。

もちろん東京の二人の先生もすごい。
柴田先生は以前ご紹介したと思いますが
著書があります。

この二冊は現代漆芸の入門書としてぴったりです。
入門書といっても幅広く技法が紹介されているので、座右の技法書にもなります。
オススメです。(今度ブログでレビュー書きますね)

荻野先生は
とても力強い作品を発表されている女性作家です。
本当にご本人にお会いすると優しい先生なのですが、
作品はとても力強く元気をもらえます。初期の鎧シリーズはとても印象的です。
今回はひょうたんを使って野菜の表現をしているのでしょうかね。

百聞は一見にしかずなので関西の方は是非足をお運びください。

以下HPより


2016年11月19日 - 2016年11月27日
「漆の装飾」三人展
荻野令子 栗本夏樹 柴田克哉 [ 漆 ] 午前11時〜午後7時(最終日5時まで) 会期中無休

荻野令子
1987 東京芸術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了
1988 第8回現代宝飾デザイン展金賞受賞
1990 CNN世界放送エルサ・クレンチの
   「スタイル」で紹介される
1998 NHK「土曜美の朝」に出演
2000 日蘭交流400周年記念日本現代漆芸展
   (ヤン・ファン・デルトフト美術館、オランダ)
2001 個展(日本橋三越美術サロン)
2012 「東京藝術大学漆芸 軌跡と未来」展
   (東京藝術大学 大学美術館)
2014 個展(ギャラリープス、東京)
2016 「2016福州国际漆艺双年展」(中国・福州市)
作品収蔵
草月美術館・サントリー美術館・国際交流基金
 
 
栗本夏樹
1987 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
1994 Japanese Design展
   (フィラデルフィア美術館, U.S.A.)
1995 日本の現代工芸−伝統と前衛−展
   (ヴィクトリア&アルバート美術館, U.K.)
1996 現代美術の展望 VOCA展'96
   (上野の森美術館, 東京)
2006 ジュエリーの今:変貌のオブジェ
   (東京国立近代美術館工芸館)
2009 DOMANI•明日展(国立新美術館,東京)
2011 PLAY/PRAY あそぶ美術,おもう美術
   (豊田市美術館,愛知)
2016 革新の工芸“伝統と前衛”、そして現代
   (東京国立近代美術館工芸館)
<コレクション>
ボストン美術館/フィラデルフィア美術館/ミネアポリス美術館
 
 
柴田克哉
1958 東京都に生まれる
1987 東京芸術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了
1990 個展 紫ギャラリー(東京)
2005 個展 ギャラリーおかりや(東京)
2009 個展 工芸「いま」(東京)
2012 「漆の技法」出版 阿部出版
2015 個展 ギャルリ・プス(東京)
2016 個展「柴田克哉 うるし展」日本橋三越(東京)
   「漆の技法 応用編」出版 阿部出版
他、グループ展、作品設置、ワークショップ、講座を開催。
  


ギャラリーより

瓢簞、茄子、そして夜長に楽しい片口。
深まる秋の風情の楽空間。
東から 荻野令子 ・ 柴田克哉 両先生
西から 栗本夏樹先生
三者三様の装飾表現が楽しみです。
初日19日18時から 先生方による
トークセッションもお出かけ下さい。
お待ちしています。


意識と無意識の世界があります。初期の頃、無意識の世界のうねりの様なものを造形化して、漆で制作してきました。
しかし、十年余り前、野菜や果物や花に呼ばれる様になりました。
完全な意識の世界です。野菜や果物達は、美しく、かわいらしく、愛に満ちているように見えました。
そして、それらに癒やされ、それを創ってみようと思いました。
三人三様の漆の装飾というコンセプトの展覧会です。ぜひ、ご覧頂ければ幸いです。
荻野令子
 


30年以上、漆を素材にして表現を重ねてきた3人の作家による展覧会です。
2013年の春には東京の日本橋で同じメンバーによる展覧会を開催しました。
今回は晩秋の京都、花見小路の祇をん小西にて「漆の装飾」三人展を開催致します。
生活感のある空間で三人三様の漆の表現が展開します。私は韓国で入手した瓢箪を胎にした器やオブジェを中心に発表する予定です。
京都が一番、京都らしく深まる季節、ぜひ、「漆の装飾」三人展にお出かけ下さい。 
栗本夏樹


私たち3人は、京都と東京で同時期に大学で漆を学び、それぞれに活動をしてきました。
2013年に東京で三人展を開催し、今回は京都祇おん小西様での開催となりました。
 私は漆を中心に「工芸作家」として活動しています。漆は木や布、紙、陶、金属などを
素地にして、固め塗ります。一度漆を塗ると素材の表情が一変し、塗膜は非常に薄いです
が、その質感と艶は確かなものです。工芸は、人の暮らしを楽しく豊かにするものです。
 「漆の装飾」では、漆で装飾した作品を、暮らしに漆を飾る、楽しさと魅力を味わって
いただきたいと思います。
柴田克哉


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