漆の木を植える
漆の木を植えています。
その数190本!
12年前から勝手に始めた事業は
多くの方の支援もあって
収穫の時期までたどり着く事ができました。
我が家は代々の農家でした
父親はサラリーマンでしたが
鳥取の山にはご先祖様が守ってきた
土地がありました。
主に梨を育ていましたが
古木になったのと
重労働のため祖父母が他の農作物との
切り替えを考えている時期がありました。
私が20歳の時
「漆を植えよう」と言ったのが
きっかけで、3カ所にわけて約190
本が植えられました。
漆の木は以前書いたように
そんなに強い樹木ではありません
過去記事はこちら
ずいぶんと大きくなってからでも立ち枯れしてしまい
そんな時はとても悲しくなります。
しかし、春になり小さな若芽から
元気よく枝を伸ばす漆の木を育てていると
始めて良かったと思うのです。
僕は埼玉で制作をしていますので
日頃の世話は父親に任せきりで申し訳ないですが、
漆の木を通して多くの方とつながれたこと
そして家族の絆がちょっと強くなった気がして
僕はとても幸せになれます。
来年はいよいよ我が家の漆から漆液が採取されます。
全て自家製の漆芸作品を作る夢が1つ叶うまでもう少し。