将来の計画

多くの場合
1年でできることを過大評価して
10年でできることを過小評価しています。
思い出してみてください。
年始の誓いを。。。

もうすぐ6月が迫ってきているのに、
年始に立てた目標をどれくらい達成しているでしょうか。
あれも、これも、いろいろな理由で途中で投げ出してしまっています。
まあ、これは僕の場合ですけど。

では、10年後の自分の姿を想像したことがありますか?
これはとても難しいですよね。
だってこれから10年って果てしなく遠い彼方にあるような気がします。
でも過ぎ去ってしまえば、思ったより短い気がします。
iPhoneが10周年ということなのですが、
正直「ハヤっ!」という感じです。

自分の活動を振り返ってみても、10年前に現在の自分を想像することは難しかったです。
根拠のない自信はありましたが、細かな活動のディテールについては全く想像できていませんでした。

つまり、文の最初に書いたように
1年でできることを過大評価して
10年でできることを過小評価しています。

本来なら10年単位の大きな目標設定が大切なのですが
それを行いにくいのは、きっと自分で予測できることとコントロールできることが少ないからでしょう。
大きな地震が来ることは予測されていましたが、コントロールはできなかった。
病気だって、対人関係だって、精一杯予測したって、ほとんどコントロールできません。

ただし、コントロールできる部分で長期的な目標を持つことは必要な気がします。
実はぼんやりと描いていた将来の目標、20代の頃に考えていた30代前半の目標はほとんど叶えられている気がします。
細かいことは抜きにして将来の大きな目標を設定するのは
車の運転のように安定をもたらすのかもしれません。
高速道路を走る時遠くを見ながら走ると安定します。
長期的な目標設定は、短期的に必要なものだけを集積させてくれる
年始の目標のほとんどを達成できなくても、、、長期的に達成できることが多ければ、それでよし!(汗)