10000時間の法則

科学的な根拠はなさそうだけど、10000時間の法則というものがあるようです。
始めて知ったのはラジオの文化放送を聞きいているとき
あるコメンテーターが1つの事を集中して10000時間取り組むと
その分野で一定の成果が得られるという内容でした。

いろいろ曖昧な部分があるこの10000時間の法則ですが
ネットで調べてみると、いくらか出てきます。
どのような成果が得られるかはっきりはしていませんが
確かに10000時間1つの事に取り組むと
どんなに才能がなくても、小さな成功の芽が宿るというのもうなずけます。

さて、10000時間と口に出すのは簡単ですが、
実生活に当てはめてみるとどのくらいになるかと言うと

毎日取り組む場合
1時間取り組むと 約27年で到達
2時間取り組むと 約13年で到達
3時間取り組むと 約9年で到達
6時間取り組むと 約4年で到達
8時間取り組むと 約3年で到達
12時間取り組むと 約2年で到達

平日だけ取り組むと
1時間取り組むと 約40年で到達
2時間取り組むと 約20年で到達
3時間取り組むと 約13年で到達
6時間取り組むと 約6年で到達
8時間取り組むと 約5年で到達
12時間取り組むと 約3年で到達

このように当てはまります。
年数で換算するとなかなか手強い事がわかります。
時間が取りにくい分野だと休日を使う事になりますが
それだとどのくらいの年月がかかるのでしょうか。

休日1時間だけの場合約82年かかります
趣味は趣味にしておいた方が良いようですね。。

プロフェッショナルの領域に入るには
さらに多くの時間を費やす必要があるでしょう。

当然の事ですが毎日取り組む場合でも1時間と2時間では
大きな違いが生まれます。
毎日多くの時間を費やす事ができる場合成果の習得までの
年数をぐっと短縮できます。

さらにはその分野が自分の仕事である場合
8〜12時間従事する事になりますので
10000時間までの必要年数は約3〜2年となります。

その分野での成功が、ある一定の経済規模となるならば
数年我慢して10000時間をかけてみる価値はあるかもしれません。
トッププロになっても生活できないような分野はたくさんありますので
その先の計画はしっかりたてておく必要はありますが
自分のやりたい事で成功するための方法は
毎日コツコツ長時間取り組む事であると教えてくれています。

ただし
この法則の一番恐ろしいところは
10000時間の間に
その事が本当に好きなのか向き合う時が必ず訪れる事です。
成果の上がらない9999時間耐えられるほど
私はこれが好きなのだろうか。

10000時間の法則の絶対的に正しい部分があるとすれば
自分が取り組んでいる事をどれだけ愛しているか
残酷なまでに具体的に示されてしまう部分です。

何日か盛り上がって熱中して10000時間のメモリを減らしても
次の日休めば10000時間のメモリは動かないのです。

ちなみに僕の英語学習のメモリは長い間放置してしまっています。
多分リセットされてしまっているので10000時間からスタートしますorz

※アップ初日の数時間
平日だけ取り組む場合の年計算が間違っておりました。
お詫び申し上げます。