必ず死ぬから「必死」

知り合いの女性と食事している時
「あなたは必死なのね、目がいっちゃってるもん」
と言われました。
「??」
普通に食事していたのに、突然です。

「必死って、必ず死ぬと書くでしょう?」
「そんな事をするのって狂ってなければできないでしょう。」

いつもスマートに漆と関わっているように見えるようにしてましたが
ばれましたね。
漆芸の道をせっせと上っていく道は険しくて
優雅な作品を作ろうとしていても、水面下では猛烈に足をばたつかせている
水鳥みたいなものなのかもしれません。
作っている方は常にピンチの連続です。

さて「必死」という言葉ですが
日常的に使っている言葉でしたが、よくよく見てみると
不吉な字ですね。


 

ひっ‐し【必死】
[名・形動]
1 必ず死ぬこと。
2 死ぬ覚悟で全力を尽くすこと。また、そのさま。死にものぐるい。「―の形相」「―に逃げる」
3 (「必至」とも書く)将棋で、次に必ず王将が詰む、受ける方法がない状態。また、その差し手。「―をかける」

引用 goo辞書


 

まあ、これからも必死に制作しようと思いますよ。
最後に笑顔の特訓をしました。
口も笑って目も笑うようになりたいものです。
笑顔もすこし上手くなったし、とても楽しい時間でした。