走りながら考えて、飛び込んでから後悔する。

いつも心がけている事があります。
それは
「走りながら考える」こと
「飛び込んでから後悔する」こと

生きていると
色々な事が不安だったり、前に進むのがこわかったりします。
躊躇して足がすくんでしまいます。
「自分はそこまでの人間ではないのではないか」
「もっと練習してからの方が良いのではないか」
「この技法を実践で試すのは未だ早いのではないか」
作品を1つ作るのにも、人生の岐路に立ったときにも
今はそのときではない、機会が十分ではないと思ってしまいます。

そういう時は走りながら考えようと心がけます。
それでもだめなら、飛び込んでから後悔しようと思い
とにかく飛び出します。

実際に、なにかアクションをおこして
物事が現状より悪くなる事は少ないです。
せいぜい、元いた場所に戻るくらいなもので
失うものはほとんどない事の方が多いです。

アクションをおこす時一番邪魔なのは
自分の感情です。
傷つくのがこわいから、現状維持したくてたまりません。

そんなときは目をつぶって、飛び出してしまって
落下しながら後悔しようと思います。
ただし死なない程度に。

今まで生きた中で準備が十分できていて
制作に入れた作品なんてひとつもないし
準備が完全に整っている状態を待っていたら
また次の、不安が生まれてきます。

とにかく情熱に任せて
自分を次の場所へ移動させ続けることが
最高の作品と人生をつくる鍵だと思うので、
とにかく走りながら考えて、飛び込んでから後悔し続けようと思います。