風邪の間にしていたこと 前編

しばらく風邪をひいていました。
熱が出て仕事どころではなかったので、安静にしていましたが、暇なのでプライムビデオをたくさん見ました。

(プライムビデオとは、Amazonプライム会員になると見れるサービスです。詳しくはこちら

当たりもはずれもありましたが、とりあえず見た順番と感想を書いてゆきます。
リンクも貼っておくので、気になったらご覧ください。
(画像をクリックしていただけるとサイトに飛べます。)


 

ハンサム★スーツ

ドランクドラゴンの塚地武雅さんがスーツを着てハンサムになってしまう話。
風邪ひいてて頭を使わない映画を探していたので、これはぴったりでした。
映画のテンポもよくて、配役がとってもすばらしかったです。なんとなく温かさもあって見終わった後も心地いい映画でした。


ウォーキング・デッド シーズン2

ゾンビが出てくる海外ドラマです。シーズン1を以前に見ていたので、ちょうどいい機会なので続きを見ようと思いました。
当たり前なんですが、前半から緊張感のあるシーンの連続です。
風邪をひいて寝込んでいるのに、字幕読みながら緊張しているのはしんどかったので10分くらいであきらめました。
ホラーは体力をつかうようです。


 

僕たちと駐在さんの700日戦争

日本映画で頭を使わなくていい映画に帰ってきました。
市原隼人, 佐々木蔵之介という僕が好きな俳優さんが出ているので再生。
市原隼人演じる高校生が、駐在さんにいたずらを仕掛けて戦う映画です。僕は田舎出身なのでほのぼのとした雰囲気に親近感がわきました。
いたずらも手が込んでいたり、いなかったり、でも決して悪事は働かない田舎の高校生と駐在さんの戦いは一見の価値ありです。


 

ロード・オブ・ウォー

ここで、何を思ったか社会派の戦争ものに手を出してしまいました。
ニコラス・ケイジ主演のロード・オブ・ウォーは、違法武器商人が世界の紛争地帯を巡って政治情勢を全く顧みず、お金のためだけに武器を売りまくる話です。戦争と金というテーマが重くのしかかってくる映画でした。


 

雨あがる

寺尾聡主演の時代劇です。
レビューのコメントが良かったので期待していたのですが、僕は好きではありませんでした。
オープニングに「黒澤明監督に捧げる」という題字があり、脚本が黒澤明ということで期待しておりました。
最初のスタッフロールには黒沢映画のスタッフが多数出演していて、並々ならぬやる気がみなぎっております。
しかし、その黒澤明を意識しすぎていて、役者の配分に難が出てしまいました。三船敏郎の息子さんの三船史郎さんの演技があまりにも単調で、気になり始めたらそればかりに意識がいってしまいます。役所もひじょうに重要な人物なので、他の人を使った方が、、、と思いましたが、この映画は黒澤明に捧げられているので、配役をいじることはできなかったのでしょう。


 

バガー・ヴァンスの伝説

ちょっと珍しいゴルフの映画
ウィル・スミス マット・デイモン シャーリーズ・セロンという豪華なキャストなのに、なぜか今まで全く知らなかった。
ゴルフの映画というあまり王道でないテーマと、タイトルに「伝説」と付いているのに、そこまで不思議なことが起きない感じ。さらには史実を元にしていないので、映画全体に全くリアリティが無くて、逆にさっぱりしている。
邦題の設定ミスな感じがありながら「これはこれでアリかもな」という感想を持った映画でした。


 

黒沢映画を一本見ました。
仲代達矢主演の「乱」です。3時間をこえる映画ですが、体調も上向いてきていたのか一気に見れました。
黒沢作品が海外で評価が高いのもうなずけます。芸術的で劇的なんですよね。CGとか無いから、全部人がやるんですよ。エキストラが山ほどいたり、お城燃やしたり、今からしたら不器用な作り方なのかもしれないけど、制作に対する執念を感じます。世界レベルの映画を日本人でも作れるんだという圧倒的な圧力を感じる映画でした。
20代のときとはまた違った見え方をしたのを感じました。

後編は明日アップします。