カテゴリー別アーカイブ: 個展に向かう日々

残された個展のチャンスはあと何回だろうか?

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外部サイトギャラリージャパンでも作品がご覧になれます https://galleryjapan.com/locale/ja_JP/artist/9325/


こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日は個展の回数について書いてゆきます。

僕の初個展は2017年でした。
それから4年後の2021年に2回目の個展開催の機会をいただきました。
(1作品だけの個展という形では靖山画廊 TOKYO凸 のオープニング展もありました)

さて、作家にとって個展とは自作のみで空間を作ることのできる夢のような機会なのです。
15歳くらいから漆を続けていたので、初個展というのは「夢が叶った!」という感じでした。
個展までの道のりについて書いたブログはこちら「2017年 初個展までの道のり」

そして第二回の機会を頂いたのですが、
そこまでの道のりがやはり険しい。
年間制作点数が少ないので数を揃えることが難しいんですよね。

僕は作家として制作で工房運営をしているから
やはり作品の販売で次の作品を作るサイクルの中にいます。
なので、作りながら、発表しながら、個展のために作品をためるというのは
けっこう大変で結果的に期間が空いてしまいます。



そう考えて逆算すると僕の人生で残された個展の回数なんてしれています。
当然その時々で最高の作品と空間を作りたいと思っています。

【作品としての個展】
今までは個展とは作品を展示する機会という認識だったのですが、
最近は少し違ってきていて「個展そのものを作品にする」という気持ちが出てきました。
それは村上隆さんの大規模個展を見ると、空間づくりからしっかり構成されていて
場所が生み出すう空気に感情を動かされたからです。


残された個展の機会を最大限に使って
表現者として何ができるのか。

一人でも多くのお客様に美的体験をしてもらうにはどうすればいいのか。

制作とともに「個展を作る」活動にも取り組んでゆきます。
七転八倒の個展づくりもぜひお楽しみ頂ければと思います!!

コロナ禍のギャラリーとの付き合い

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こんにちは漆芸作家の浅井康宏です。
今日はコロナ禍の活動について書こうと思います。

4月の緊急事態宣言で僕は工房を休止させて、久しぶりに一人で作業を続けていました。
具体的な活動としては2021年の個展に向けて制作行っており、今年に関しては
予定をほぼ入れていませんでした。

しかし、公募展や関係していたグループ展は次々に延期や中止になって
一般的には「美術活動をしにくい状況」になってきました。
実際、納品後に海外発送ができない作品が出てきて、お金が入ってこない時期もありました。

振り返ってみると制作費が底をつきかけた時もあり
その時、付き合いのあるギャラリーや百貨店に救われました。




【作品の買い上げ】
ギャラリーでは作品の委託と買い上げというのがあります。
買い上げというのは、販売前に買い取ってもらうこと。
委託とは、販売が成立したときに手取り文をもらうことです。

実は、工房休止中に付き合いのあるギャラリーと百貨店が作品の買取を提案してくれました。
僕の作品は単価が高いからこの厳しい時期に買取に踏み切ってくれたことはギャラリーにとってもかなり厳しい決断だったと思います。
この買取のおかげで休止期間明けのスムーズな工房制作につながりました。

取引先というビジネス上の付き合いではなく
とにかく個展に向かう期間の挑戦への支援や応援があったこと。
それが金銭的な価値以上に嬉しかったです。

とにかく一年以上作品を貯めるために支出だけが増える期間、そしてコロナという厳しい状況を
僕と工房は力強く前進してゆきます。

次の次の個展が決まりそうです。

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昨年末に「次の個展は2021に決まりました!」とブログに書きましたが、
その次の個展も決まりそうです。
おそらく2023か2024年くらいです。
詳細についてはもう少し内容が詰まってきてからはなします。

さて、僕の制作ペースを考えると
毎年の個展というのは難しくて、早くても2年必要。
それに合わせてお話をいただけるのはとてもありがたいです。
条件面でも最大級のご配慮をいただけていると思い、恐縮するとともに、
「ぜったい成功させる!」という執念に燃えています。

2021年池袋西武の個展ですが、会場造作などの許可ももらっているので
最大限暴れてみようと思いますが、
当然ながら新しい試みの連続になると思います。
通常は1週間の会期ですが、僕の個展は二日間短い5日間にする予定です。

今の所準備している作品はあまりないけど、
頭の中で、会場の風景は想像できます。

色々楽しみです。

最近のルーティン

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もうすぐ京都に来て2年になります。
制作環境を大きく変えて、工房制作へと大きく舵をきる挑戦の日々です。
四月から3人体制で制作を進めており、このペースで
2021年秋の池袋西武の個展へと向かおうと思っています。

最近、一日のタイムスケジュールが固定されてきました。

6:30 起床 ツイッター見ながらダラダラ過ごす。
7:00 犬の散歩
7:30 朝食
8:00 朝ドラ見る
9:00 仕事スタート
12:30 近くのジムへ 500m泳ぐ
13:15 昼食
13:30 午後の仕事スタート
18:00 工房仕事終了
19:00 事務仕事などを終える
20:30 海外ドラマや映画を見ながら食事
22:00 ブログ書いたりする
23:00 英語の勉強
24:00 就寝

このような日々を淡々と過ごしています。
結婚してからテレビを見る時間が増えました。
一人暮らしの時はテレビを持っていなかったけど、
朝ドラと海外ドラマは奥さんとゆったり過ごす時間にちょうどいいです。

作業時間は大幅に減りました。
埼玉で活動していた頃は
10:00作業開始
16:00食事
18:00作業開始
23:00作業終了
2:00就寝

上記のように、作業量を増やすことに特化したスケジュールでした。
1日2食で夜まで作業できて気に入っていたのですが、今と制作スタンスが違っていました。

埼玉時代は手を動かす時間を最大化させることを目的にしていたけど、
今はデザインや頭を使うことに時間を割いています。
チームで分担できる仕事を割振るので、
パーツを一人で作り続けなければならない頃と違って、
デザインを起こす作業や
僕にしかできない作業の時間を多く取れるようになりました。

このタイムスケジュールも
まだ改良の余地があるかもしれません。
作品の完成度は上がってきたので、
自分でできることはしっかりとコントロールしてゆこうと思います。

個展の詳細を少しずつ紹介してゆくよ

個展の打ち合わせをおこなってきました。
会期は2021年秋!
場所は池袋西武本店です。

まず、これだけ先の予定に組み込んでいただけたことに感謝です。
制作目標点数は35点
タイトルは今の所「浅井康宏漆芸展 -光をめぐるⅡ-」にしようかなと思っています。
今回の個展では、企画側、つまり西武百貨店さんも前のめりになってくれていて
僕のやりたい具体案がほぼ通った形でした。

具体的には
◯図録制作
◯会期
もっとあるけど、今は内緒ですw

図録制作については初個展図録をパワーアップさせた内容にしたいと思うので
前回同様、出版段階から深く関わってゆこうと思います。
会期は暑すぎる時期と寒すぎる時期は、やっぱり見てもらうためにもしんどいので
秋に合わせていただけました。


さて、この内容を工房に持ち帰ると
「35点!?作れるイメージが全然もてません」
まあ、そうなんです。
現在4ヶ月で1作品作っているような状況なので、三年間で35点というのは
かなりのハイペースです。

ただ、現在挑戦している内容が花開くのは2年後だと思っています。
工房体制で制作していて、それが徐々に形になるのがちょうど個展前です。
最高の形で個展制作に挑めるのでは?

目標は高く持って、現在見たことないような景色を、僕にしか見えない景色を見たいです。

個展終了

本日初個展「-光をめぐる- 浅井康宏 漆芸展」が終了しました。
お越し下さった方、遠くから応援くださった皆様
お花を贈ってくださった方。お酒をくれた皆さん。
お祝いをいただき、お菓子をくださり

本当にありがとうございました!

たくさんの花と応援に囲まれた初個展の期間は本当に幸せでした。
明日はいつものように朝から仕事部屋に入って新たな作品作りに向かおうと思います。

個展が終了し
漆に生きる日々は京都へ向かいます!

個展最終日

いよいよ初個展
「-光をめぐる- 浅井康宏 漆芸展」も最終日です。

これまでたくさんの方とお会いできて、懐かしい人
初めての人、先輩、後輩、先生方
お会いできて本当にうれしかったです。

個展制作と個展会期中にたくさんの気づきがあって
自分自身たくさん変化した気がします。
具体的にいうと

まず、作品制作に関して
小物もしっかり作ることができるようになりました。
誤解を招きたくないのですが、もちろん今までだってその時のベストを尽くしていましたが
小さな作品も展覧会に出品するくらいのクオリティを目指すようになりました。かなり本気で。

あとは、少しだけストレスに強くなったと思います。
個展制作は長期間にわたり、その間収入のない状況で制作していたので
精神的に追い込まれることがとても多かったです。
ただ、その極限の状況が作品へ向かう気持ちを強くしてくれた部分もあって、
そこをくぐり抜けることができたのは自信につながりました。


個展とは
ある空間を自分の作品だけで埋める期間ということですが
19年間思い続けた夢だったので
僕にとっては特別な時間だったのです。
初日や、二日目は正直、忙しすぎたり疲労がたまりすぎて実感がありませんでしたが
三日目に家族でうちあげをして
母親の「よく頑張ったね」という一言に涙が出ました。


明日の16時で初個展は終わりますが
これからもずっと走り続けます。

お時間がございましたら最終日お会い出来たら幸いです。

個展も残り二日

初個展も残り二日となりました。
たくさんの方に足を運んでいただきとても嬉しいです。
遠くは、
フランスから
福岡・京都・大阪・鳥取・岡山・長野・富山など。
久しぶりに会う友人や、「えーと、顔はわかるのですが、、、お名前はなんとおっしゃいましたっけ?」
と、大変失礼にもお名前を訪ねてしまう方。申し訳ありません。自分にもう少し記憶力が欲しい。

さて、後半の心境としては
個展後のことに少しずつ頭が向かっています。
ありがたいことに追加注文を頂いた酒器制作の段取りを考えたり
お礼状のことを考えたり。

実は京都での初仕事がかなり切迫していて、そのことに頭を悩ませたりと
次の試練に頭が向かっています。

個展を終えたら
「一週間くらい、携帯の電源を切って
パソコンも開けないで、誰にも合わない環境でゆったりしたい。」
などと、言っていられなくなりました。
個展終了の次の日
26日からいきなり関西出張を入れようとしています。

戦いはまだまだ続きそうです。

それでも、会期はあと二日残っております。
お時間がございましたらどうぞよろしくお願いします!

個展開催中の気持ち

ブログの更新が滞っておりました。
と言いますのも、個展が始まってからもやっぱり忙しくて。
会場にいらっしゃってくれたお客様に漆のことを説明させていただくと
帰った瞬間眠ってしまいます。
いつも仕事部屋にこもって座り仕事をしているものですから
会場に立って色々な方とお話ししていると、
ふくらはぎとほっぺたが筋肉痛みたいになります。
ほっぺた?と思われたかもしれませんが、普段以上に嬉しくて笑顔でいるからでしょうか。

初日は日本橋三越で行われている「東日本伝統工芸展」の授賞式もあり
各会場を行き来しておりました。
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受賞者スピーチで
「東日本伝統工芸展で賞をいただき嬉しいです。中略
しかし、京都へ引っ越すことが決まっており。云々」というと、
仲良くさせていただいている先輩方から愛情あふれるブーイングをいただきました。笑


とにかく個展を開催させていただき
たくさん皆様にお会いできてとても嬉しいです。
また、ブログを読んでくれている方とも話すことができたので
書いててよかったなーと思っています。

それでは25日まで会期がありますのでよろしくお願いします。

搬入完了!!いよいよ初個展スタート

搬入が終わりました!
家族と取り組んだ19年
仲間と歩んだ2年間

やっとここまで来ることができました。
会場には僕の作品と写真家の星野裕也さんが撮影してくれた作業風景写真が展示されています。
作業部屋の空気感とともに作品を見ていただければと思います。

初日は東日本伝統工芸展の授賞式があるため
午後から不在になります。
作家の目線を気にせずゆっくり見たい!という方は初日がオススメです。

全作品全力投球で作っております。
「蒔絵で世界の美術史に挑戦したい!」そんな気持ちのこもった第一歩
どうぞよろしくお願いします。

https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/kakutensublist/?article_seq=226431