東京で漆掻きの実演が見れるよ!「構造乾漆」シンポジウム

さて何度か書いてきましたが、鳥取の漆が今年から採取スタートしました。
過去記事を見ていただければ一目瞭然です。自然の恵みを一滴一滴集めてゆきます。

それを、東京で見られます!!
「ちょっと待ってくれ、何言ってんだよ」って感じですよね。
「どこに漆の木が植わってるのさ?」

実は伐採した漆の木をトラックで運び込んで実演するというダイナミックな企画です。
実演は「構造乾漆」オープニングシンポジウムの会場です。
場所はなんと六本木のAXISギャラリー
都内でもなんというか、オシャレな場所で漆掻きを見られる日が来るとは思ってもいませんでした。

漆の出が悪くなる秋の、しかも伐採された幹からどれだけの漆が滲み出てくれるのでしょうか。
(かなり楽しみです)

今回のシンポジウムは「構造乾漆 Liquid to Solid しずくからかたちへ 土岐謙次(漆造形) × 金田充弘(建築構造)」という展示の企画ということですが、実は僕も内容をよく知りません。

よくわからないだけに、楽しみです。
漆芸展の出品も終わっていることだし、行ってみようと思います。


以下ギャラリーHPより

宮城大学事業構想学部デザイン情報学科 土岐謙次研究室と東京藝術大学美術学部建築科金田充弘研究室による漆造形の可能性を一覧するショーケース。
漆が塗料だけでなく、ひじょうに優れた造形素材であることを認識させてくれます。
また漆生産の危機的状況について啓発するという目的もあり、漆の未来を考えさせられる展示となっています

※11月18日の16:30から藤原 大氏を招いたオープニングシンポジウムを開催。当日先着60名まで受付。

期間2016年11月18日(金) ~ 11月23日(水)
11:00 ~ 19:00(18日は16:00まで)
会場アクシスギャラリー入場料無料
URL http://www.axisinc.co.jp/building/eventdetail/535