落語のすすめ その1

落語を聞いたことありますか?
実は寄席(よせ)に行かなくても
音源で楽しめます。

何年か前に落語にハマった時があって
寄席に通ったり
作業用のBGMがずっと落語だった時期がありました。


ところで、落語ってどういうイメージでしょうか。
○江戸時代のお笑い
○伝統芸能
○笑点!
このようなイメージでしょうか。

実は落語には色々な側面があります。
まず、わかりやすい。そのうえ奥が深い。
同じく伝統芸能である歌舞伎ですが、
ちょっと古い話(鎌倉時代とか)だと
音声解説がなければ、何を言っているのかわかりません。
その点で、落語は一般的な日本語がわかれば必ず楽しめます。
事前の知識がゼロで寄席に入ってしまえばいいのです。

ちなみに寄席に入ると
落語だけではなく
漫才や皿回しみたいな曲芸など
色物という落語以外の楽しみも間に入っています。
なのでとにかく肩肘張らず、ビール片手にふらりと落語デビューしてみるのもいいものです。

まず現役の落語家の動画を紹介します。


人間国宝!柳家小三治(落語にも人間国宝がいるのです)

小三治師匠は独演会チケットが最も入手しにくい人気落語家の一人です。
また、普段の寄席でも超満席にで立ち見必至なんですよね。
現役の正統派落語なら柳家小三治師匠でしょう。


新しい形の笑いと怪談
柳家喬太郎

落語には古典と新作というのがあって
実は現代のお噺も多いのです。
柳家喬太郎師匠は新作落語がすごいんです。
笑わせてくれるし、怖い話もめっぽう不気味、ただただ怖い。
現代的な落語、それも怪談の新ジャンルとでもいいましょうか。
もちろんお笑いの新作落語もおすすめ


ためしてガッテンで同じみ
立川志の輔

志の輔師匠といえば、ためしてガッテンのおじさんというイメージですね
実はというか、当然超人気落語家なのです。
師匠は立川談志なのですが、談志師匠は新作を全くしません。
なのに弟子である志の輔師匠は果敢に新作落語に挑戦し
新作嫌いの談志師匠をうならせました。
上の動画は、名作「みどりの窓口」

そして、談志師匠のインタビューで
「志の輔が文句のない「千両みかん」やったんだよ」と言わせた
千両みかん

ここに紹介した落語家はみなさん現役なので
見に行こうと思えば実際の噺を聞くことができます。(チケット入手できればですが)
トップクラスの噺家だから、ハマってしまう可能性があるので要注意。


続く